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名著奇変

相川英輔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784864109574
ISBN 10 : 4864109575
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『銀河鉄道の夜』『山月記』『走れメロス』etc.あの名作が奇怪な物語としてよみがえる。名著×ホラーミステリ。心の暗部に手が届く新感覚のショートストーリー。

【著者紹介】
柊サナカ : 香川県生まれ。日本語教師として7年間の海外勤務後、第11回このミステリーがすごい!大賞隠し玉の『婚活島戦記』にて2013年デビュー。谷中レトロカメラ店の謎日和シリーズ、天国からの宅配便シリーズなど著書多数。趣味のフィルムカメラが高じて、暗室でプリントも行う。カメラ誌でも連載中

奥野じゅん : 神奈川県川崎市生まれ。2020年、第6回角川文庫キャラクター小説大賞優秀賞を受賞し、翌年デビュー

相川英輔 : 1977年生まれ。西南学院大学大学院修了。2013年坊ちゃん文学賞佳作、15年福岡市文学賞小説部門を受賞

明良悠生 : 大学院にて心理学を学ぶ。公認心理師資格を取得し、児童心理司として児童相談所に勤務している。心理司の経験を生かしながら精力的に執筆活動を行う。子育てにも奮闘中。本書がデビュー作となる

大林利江子 : 愛知県出身。第2回「TBS連ドラ・シナリオ大賞」大賞受賞を機に、脚本家デビュー。テレビ、ネットフリックスでの脚本担当作品は多数。函館港イルミナシオン映画祭第23回シナリオ大賞グランプリ受賞。その内容を小説化した「副音声」を2022年3月に刊行し、作家デビュー

山口優 : 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修了。現在、研究職。2009年、『シンギュラリティ・コンクェスト』で第11回日本SF新人賞を受賞しデビュー。2011年には『アルヴ・レズル−機械仕掛けの妖精たち−』が第7回BOX−AiR新人賞を受賞、アニメ化。2022年『星霊の艦隊』シリーズを刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yukaring

    「櫻の木の下には」「銀河鉄道の夜」などの名著のDNAを取り込み、現代風にアレンジしたホラーアンソロジー。名作をなぞりながらも人間の暗部をえぐる鋭い切れ味とラストに待つどんでん返しに背筋がゾッとする。特に怖かったのは「セメント樽の中の手紙」をモチーフにした『SNSの中の手紙』知らない女性<ミコ>から次々と送られてくる不気味なメッセージと画像。そしてその意味がわかった時に待つ真の恐怖と絶望はSNSを日常的に発信する現代人への警告ともなっている。ホラーだけではなく謎解き要素も楽しめる夏の夜にピッタリの短編集。

  • sayuri

    「SNSの中の手紙/柊サナカ」「影喰い/奥野じゅん」「Under the Cherry Tree/相川英輔」「カムパネルラの復讐/明良悠生」「せりなを書け/大林利江子」「山月奇譚/山口 優」六話収録の短編集。『銀河鉄道の夜』や『走れメロス』等の名作を現代風に進化させたホラーミステリ。元の作品を未読でも全く問題ない。モノトーンの挿絵との相乗効果で恐怖は加速。六話どれも読みやすく面白かったが、柊サナカさんと大林利江子さんの作品は人間の悪意が曝け出されイヤミスの様な展開にゾゾッ。隙間時間に楽しめる新感覚ホラー。

  • かな

    文豪の古典的名作をモチーフに書かれたアンソロジー。読んだことがなくても作者名又は題名は聞いたことがあるという作品を現代風にアレンジしたホラー作品。6作品有るのだが、どの作品も初読みの作家さん。そして恥ずかしい話ながら、基となる作品、全てをちゃんと読んだ試しがないのでどこをどうアレンジしているのかが解らないという。でも短編なのでサクッと読めてそれなりに面白かったです。一度もとになった作品を読んで、そしてこの作品を読むと違った驚きがあるのかもしれません。

  • キナコ

    タイトル買いした一冊。全6話の短編集。元ネタが過去の名作で、オマージュしたもの。元ネタの名作を知ってたら二度楽しめる作品。1話10分くらいで読めるのもいい。印象的なのは谷崎潤一郎が元ネタの『影食い』。ホラーとSFのバランスがうまい。 古典作品を知るいい機会になる作品。

  • らすかる

    文豪たちの名作をモチーフにした6話のホラーアンソロジー。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」や太宰治の「走れメロス」中島敦「山月記」等を現代版にアレンジした作品たち。かなり現代風になってるので元の名作とはかなり違って感じたけれども、またそれも良し。別物として堪能しました。面白かった!

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