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とべバッタ

田島征三

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784033311401
ISBN 10 : 4033311408
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1970
Japan

Content Description

恐ろしい天敵から身を守るため、小さな茂みに隠れすんでいたバッタが決心して、大空に向かって飛んでいった。力強く痛快な絵本。

受賞歴
日本絵本賞(1988)
小学館絵画賞(1989)
ボローニア国際児童図書展・グラフィック賞子どもの本の部門推薦(1989)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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絵の迫力がすごい!励まされたような、明日...

投稿日:2010/11/01 (月)

絵の迫力がすごい!励まされたような、明日も頑張ろうという前向きな気持ちになる、子どもにも大人にもいい絵本です。

まあ さん | 群馬県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kawai Hideki

    弱肉強食の世界で、毎日怯えながら暮らしていたバッタが、自分に備わった力を精一杯発揮して、力強く生きていくお話。半ば捨てばち的に日向ぼっこを始め、ヘビとカマキリに同時に襲われたあたりでは、絶体絶命に思えたが、そこから発揮された脚力がすごかった。脚の力だけで行けるところまで高みへと登っていくが、その後転落。再びカエルや魚に食べられるかと思いきや、今度は羽の力に目覚める。飛び方はたどたどしく、トンボやチョウには笑われるが、バッタはただ自分の力で飛べることを誇りに思うのだった。そして荒地を超えた先に…。すごい絵本

  • masa@レビューお休み中

    自然の摂理、自然界の循環がありありと描かれている。食べるものと食べられるもの。強いものと弱いものが厳然と存在する。バッタは恐ろしいものたちに常に狙われている。カエル、カマキリ、クモといったものたちがバッタを食べようと襲いかかってくる。いつ食べられてしまうかもしれない恐怖を抱えている生活を続けるのが嫌になったバッタは、ある決意をします。残酷な描写もありつつも、事実をありのままに伝えることって大切ですね。何事も現状を打開するためには、勇気をもって行動するに限るのかな。バッタ君が格好良くて、眩しかったです。

  • Natsuki

    弱肉強食の世界で、必死に生きるバッタのお話。みっともなくたっていい。ばかにされてもいい。小さな勇気をもらえた気がします。ド迫力の絵からも生きる力を感じます。カマキリ先生に読んでほしい一冊✨

  • 新地学@児童書病発動中

    最近読んだ絵本の中ではこれが一番良かった。おびえて暮らすのをやめようと決心したバッタの冒険が描かれている。恐怖を克服した後で、バッタが自分が持っている力に気づくところが素晴らしい。小さな子供たちが読めば、心の中に眼に見えない種が蒔かれることは間違いない。それは生きていくうえで、大きな力になるだろう。大人が読んでも、励まされる本。落ち込んでいるときに読めば、背中を押してくれます。

  • hundredpink

    前に進む勇気を持てない時に背中を押してくれる一冊かな。

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