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仕事の思想 なぜ我々は働くのか Php文庫

田坂広志

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569660158
ISBN 10 : 4569660150
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
September/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ我々は働くのか。この素朴な問いに対して、正面から答えることは難しい。なぜなら、働くことの意味は人によって異なるからである。それゆえ、私たちは、この問いに対する「自分にとっての答え」を見つけなければならない。本書は、思想、成長、目標、顧客、共感、格闘、地位、友人、仲間、未来という10のキーワードを通じ、「自分」という作品を残すための生き方を、深く問いかける本である。

目次 : 第1話 思想/現実に流されないための錨/ 第2話 成長/決して失われることのない報酬/ 第3話 目標/成長していくための最高の方法/ 第4話 顧客/こころの姿勢を映し出す鏡/ 第5話 共感/相手の真実を感じとる力量/ 第6話 格闘/人間力を磨くための唯一の道/ 第7話 地位/部下の人生に責任を持つ覚悟/ 第8話 友人/頂上での再会を約束した人々/ 第9話 仲間/仕事が残すもうひとつの作品/ 第10話 未来/後生を待ちて今日の務めを果たすとき

【著者紹介】
田坂広志 : 1951年、愛媛県生まれ。74年、東京大学卒業。81年、同大学院修了。工学博士。87年、米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員。90年、日本総合研究所の設立に参画。同社取締役・創発戦略センター所長等を歴任。現在、日本総合研究所フェロー。2000年、多摩大学教授に就任。現在、多摩大学・大学院教授。同年、シンクタンク・ソフィアバンクを設立。同代表に就任。03年、社会起業家としての新しい生き方と働き方を提唱・支援する「社会起業家フォーラム」を設立。同代表に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 新地学@児童書病発動中

    私が最も苦手とするタイプの本だが、尊敬する読友さんが著者の本を絶賛されていたので読んでみた。生活のために働いてお金を稼ぐのは砂を噛むような気持になることが多い。しかし、この本はそういった気持ちを前向きなものに変えてくれる力を持っている。二話と三話が印象に残った。二話の「仕事の報酬は、成長である」という言葉は本当に励まされる名言。確かにお金は必要だが、お金だけを求めていると真に大切なことを見失ってしまう。三話はポジティブシンキングの落とし穴が書いてある。「夢を実現する」と念じるのではなく→

  • ehirano1

    仕事の報酬レベル1は「給料」、レベル2は「新しい能力の取得」、レベル3は「仕事の全体像が見える(=仕事を任せてもらえる)」、そして最後のレベル4は「成長/成熟」。このような構造があると知れたことに感謝、そして自分は今どのレベルなのかと評価しています。

  • Kentaro

    「腕を磨く」という言葉があるが、仮に給料を上げることを目的に仕事をしたとしても、若手社員の時代には、目先の給料の多た寡かに目を奪われることなく、先を見て腕を磨くということをしていかなければ、給料は上がらない。 最近、給料の高さだけに目を奪われて企業を選ぶ若い人々が増えている。多くの場合、高い給料を与えてくれる企業は、あまりスキルやノウハウを磨かせてくれない。 若いビジネスマンは、目先の給料の高さに目を奪われるよりも、プロフェッショナルとしての自分の能力を長期的な視点から開発していく道をこそ大切にすべきだ。

  • 珈琲は深煎りで

    よくも悪くも10年以上前の本。働く姿勢については、納得できる言及も多い。ただ、「夢を本気で語ろう」だけは響かない。夢を見つけろ、と上世代が僕らに言い続けた結果、若者は「夢を見つけなければならない」と思い込んでいるからだ。そこで僕は、いつも「夢」という記述を「興味」に変えてみることにしている。興味は探すものではなく、持つもの。面白そう、と思うことは誰にだって簡単にできる。夢がない人は、今やっていることに興味を持とう。その行動がさらに面白いことを呼び込んでくれると信じて。

  • しげ

    現在の立ち位置を確認する様に最近少々古い本に触手が伸びます。著書が学者さんなので一般向け実戦書の様に、挫折や失敗の語りは少ない印象ですがノブレス・オブリージュ( 社会ステータスが高い人の社会貢献)は現代、特に日本では語られる事も無いのかも知れません。「報酬は成長」「顧客、部下は写鑑」真新しい発見は有りませんが逆に安心出来た感じです。

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