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ストレスの脳科学

田中正敏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062207683
ISBN 10 : 4062207680
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

心と体のすべてをコントロールしている脳は、ストレスを受けた時、どのように変化しているのだろうか。その瞬間をとらえることができれば、これほど根源的なストレス対策の指標となるものはないだろう。本書では、私たちを取り巻くさまざまなストレス状況を設定し、最新の神経化学的方法でストレス時の脳の変化を測定した貴重な実験を紹介する。そこで積み重ねられた知見から、ストレスから心と体を守るには何をすればよいのか、予防のヒントが見えてくる。

目次 : ストレスをどう測るか/ ストレス研究の歴史/ 脳の作りと働き/ ストレス状況で脳や体はどう反応するか/ 心理的ストレス/ 活動性ストレスは過労死モデルか?/ 仕事とストレス/ 加齢とストレス/ ストレス反応のドミノ倒し/ 昼のストレスと夜のストレス

【著者紹介】
田中正敏 : 1940年、福岡市生まれ。九州大学医学部卒業。76年久留米大学助教授、同年オランダのユトレヒト大学医学部ルドルフ・マグヌス薬理学研究所に留学。86年久留米大学医学部薬理学教授、2002年、久留米大学医学部長となり、06年に退職。現在、久留米大学名誉教授。堀川病院(久留米市)に勤務。日本ストレス学会名誉会員、日本薬理学会名誉会員、日本神経精神薬理学会名誉会員をはじめ、日本心身医学会、日本神経化学会など各学会の功労会員、日本脳科学会理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ミライ

    最新の動物実験から判明したストレスのメカニズムについてのヒントを具体的に記した書籍。脳の作りから始まり、ストレスによって脳や体はどのように反応するか、心理的・活動的・加齢・昼と夜のストレスまで、幅広く検証し、最後にストレス対策として、ストレスを和らげる方法やストレスマネジメント方を提示する。脳の部分は図解などを利用して、解説されているので非常にわかりやすい。

  • 袖崎いたる

    ストレスの定義からはじまり動物実験の成果をヒトに当てはめていきながらストレスに由来する精神的苦痛の予防法を説く。知らない人はストレスは生きているだけで必ず被るという事実にびっくりするかもしれない。そしてそれを常識に据えてみると窺える風景もあるかもしれない。

  • ジュリ

    紹介されている実験はマウスを使ったものなので、これが人間に当てはまるとは限らないけれど、いろいろと示唆されることがある。たとえば、ストレスで食べる量が減ってしまい活動量が増え、最後に死んでしまうのは人間の過労死に似ている。摂食障害もストレスで食べなくなり、活動的になる。ただ、マウスにストレスを与える方法がかわいそうだと思った。

  • セイバー

    食事制限された状態で滑車を回し続けて死んだラットの話には考えさせられた。自律訓練法がまんま催眠音声の導入部分でびっくり、久留米大学医学部で研究されてたのか

  • そら

    外から力が加えられた時に物体に生じる歪みを意味していたストレスという言葉をを生体に当てはめた。 ストレスとは要求に対する生体の非特異的反応である。これは、人の認知の仕方で度合いが変わってくる。

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