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完璧じゃない、あたしたち ポプラ文庫日本文学

王谷晶

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591164945
ISBN 10 : 4591164942
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
王谷晶 ,  

Content Description

自分を呼ぶのに「私」も「あたし」もしっくりこない妙子が出会ったのは、一人称からフリーな夏実(「小桜妙子をどう呼べばいい」)。ほか、恋愛、友情、くされ縁…名前をつけるのは難しい、でもとても大切な、女同士の関係を描く23篇。読後に世界の景色が変わる1冊。

【著者紹介】
王谷晶 : 東京都生まれ。小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えりこんぐ

    気になっていた王谷晶さん初読み。友達、恋人、初対面など、いろんな女同士のショートストーリー。少しずつと思いながら、自由な文体が心地良くてすぐに読了してしまった。意識してなかったけど、確かに不自由な事は多いのかも。「趣味がセックスです!」の話、明るくて好き。これだけ多様性が認められてるなら、いつか堂々と言えるようになるといいね。【積読72】

  • harass

    「ババヤガの夜」で気になり短編集を借りる。全23話収録。シスターフッド、女同士の関係がこの作家のテーマか。「ヤリマン名人伝」を読んてみたかった。SF、戯曲、落語形式も含まれる。個人的に「春江のトップギア」「陸のない海」に感心。短編小説自体久しぶりだった。軽い読み物として。

  • Kanonlicht

    ダガー賞の『ババヤガの夜』にも通じるシスターフッド短編集。と一言でいうと、「女同士」が強調されてしまうけど、そんなカテゴライズ関係なく、どの話も質が高かった。というよりむしろここまでバラエティに富んだ短編を並べたこと、そしてそのラストを「タイム・アフター・タイム」で締めたことに拍手。ありふれた日常の断片を切り取って、ドラマチックに見せるのがうまい。「戯曲 十人のグロい女」はぜひ舞台で観たい。

  • ちゅんさん

    すごいよかった。女同士のいろいろな関係を描いた短編集。著者あとがきでもあったが、“女教師”とか“女医”とかのようにわざわざ職業の頭に“女”をつけるのが嫌で嫌でしょうがなかった。この本がたくさんの人に読まれ、何でもない普通の短編集になることを切に願います。

  • さおり

    経緯を忘れたけど長らく読みたかった本。十数ページの短いお話がほとんどで、全部で400ページ弱。全部、女同士のお話。フシギ系が多かったのはちょっと不満です。もっとラブ多めが良かったし、ハッピーエンドが欲しかった。

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