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ISBN 10 : 4623078604
Content Description
人口構造の変化により、地方消滅、限界集落など地域社会の存続が危ぶまれている。これに対し地域福祉は、従来の住民参加や地域組織化の方法論だけで対応していけるのか。本書では、地域福祉の持続可能性を、「暮らしの連続性」「主体の多様性」「自発的な福祉活動への政策的支え」ととらえ循環型地域社会の創造を目指す。そして実現に向けて仕組みのデザインとしての地域福祉計画と、目標達成のための方法のデザインとしての、コミュニティワークのありかたについて、実際の事例と理論を交えて明らかにしていく。
目次 : 持続可能な地域福祉のデザインとは何か/ 第1部 行政のシステム形成による地域福祉デザイン(公民パートナーシップのモデル的事例―豊中市/ 社協先導・行政補完型の地域福祉計画―宝塚市/ 行政主導・社協補完型の地域福祉計画―明石市/ 都道府県行政による地域福祉のデザイン)/ 第2部 社会福祉協議会コミュニティワークによる地域福祉デザイン(「推進装置」の形成による小地域福祉活動の推進/ 小地域福祉活動と社会福祉協議会コミュニティワーク―都市型/ 小地域福祉活動と社会福祉協議会コミュニティワーク―中山間地域型/ 社会福祉協議会コミュニティワークと範域設定の課題)/ 第3部 地縁とテーマのゆるやかな結合による地域福祉デザイン(当事者・ボランティアによるコミュニティワーク/ つぶやきを形にする住民参加型のまちづくりによるコミュニティワーク/ 当事者の地域参加を推進する社会的企業/ コミュニティ・ビジネスが織りなす職域社会と地域社会のゆるやかな結合/ コモンズが創る地縁とテーマのゆるやかな結合)/ 持続可能な地域福祉を目指して
【著者紹介】
牧里毎治 : 1977年大阪市立大学大学院生活科学研究科社会福祉学専攻後期博士課程中退。現在、関西学院大学人間福祉学部教授
川島ゆり子 : 2007年関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。現在、花園大学社会福祉学部教授。博士(社会福祉学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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