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批評と生きること

片岡大右

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794973955
ISBN 10 : 4794973950
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

思想、哲学、文学からドラマ、アニメまで、幅広いフィールドで言論活動を続けてきた著者の、初の本格評論集。デヴィッド・グレーバーの翻訳・紹介者として、社会思想、フランス文学の研究者として、そしてポピュラーカルチャーの良き享受者としての活動の集大成にして、「批評と生きること」を再定義する野心的な試み。

目次 : 第1部 デヴィッド・グレーバーを読む(未来を開く―デヴィッド・グレーバーを読む/ 「魔神は瓶に戻せない」―デヴィッド・グレーバー、コロナ禍を語る ほか)/ 第2部 作品とともに生きるための批評(「惑星的ミサ」のあとで―『ゲーム・オブ・スローンズ』覚え書き/ 多様性と階級をめぐる二重の困難―HBO版『ウォッチメン』とそのコンテクスト ほか)/ 第3部 批評/批判と社会的なもの(中絶合法化と新しい優生学―取り替え可能性と単独性のあいだの胎児と人間/リュック・ボルタンスキー『胎児の条件』/ 批判の運命と新たな労働編成―ボルタンスキー&シャペロ『資本主義の新たな精神』とその周辺 ほか)/ 第4部 日本とアジアをめぐる問い(緊縮の中枢からガラパゴスへの旅―ブレイディみかこ『THIS IS JAPAN』/ 加藤周一と三島由紀夫/ アジアの複数性をめぐる問い―加藤周一、ホー・ツーニェン、ユク・ホイの仕事をめぐって)/ 第5部 歴史のなかの生(蜘蛛の策略の世紀は今なお続いているのだろうか―ベルナルド・ベルトルッチ監督『暗殺のオペラ』再上映に寄せて/ 「世の中の裂け目」はいつだって開く―小沢健二が帰ってきた/ 人生の時間とその後―展覧会「クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime」に寄せて)

【著者紹介】
片岡大右 : 1974年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。批評家。専門は社会思想史・フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • uehara

    ”(私のなかでは)読んだことはないけど有名”な(たしかジジェクが参照していて知る)、『資本主義の新たな精神』の著者の1人であるL・ボルタンスキーのよい手引きになった。批判の社会的機能を分析してきた社会学者の、本書タイトルにもある「生きること」のなかでの変容(3部)。また1部はグレーバー論なのだが、ツイッターのつぶやきも論じられていてスゴッとなった。その他ドラマ・文学等作品論多数。

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