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日本史から見た日本人 昭和編上

渡部昇一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396501013
ISBN 10 : 4396501013
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2011
Japan

Content Description

独自の視点で昭和の悲劇の真相を明らかにした画期的名著の新版。なぜ日本人は、かくも外交下手になったのか。本書には、昭和の日本を襲った「二重政府」の悲劇を辿った「昭和編上」を収録。

【著者紹介】
渡部昇一 : 1930(昭和5)年、山形県鶴岡市生まれ。上智大学名誉教授。英語学、言語学専攻。1955年に上智大学大学院博士課程修了後、西ドイツのミュンスター大学、さらに英オックスフォード大学へ留学。専門の英語学の分野では、ミュンスター大における学位論文「英文法史」で発生期の英文法に関する研究を発表、英訳および邦訳も刊行された。1975年発表の「英語学史」は、6世紀から18世紀までの英語学の流れを研究した通史である。1994年、ミュンスター大より名誉哲学博士号を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きいち

    明治憲法の欠陥がもたらした統帥権干犯の落とし穴。それにしても、なぜ国民は平和を求める幣原外交よりも中国での謀略合戦にはまり込んだ軍部の専行を支持してしまったのか?流れはよくわかるものの、根っこにある感情の問題が解けない。例えば今の尖閣で、現場の独断専行があったとしても、きっと熱狂的に支持されてしまう(おそらく、自分も含めて)構造なのだから。そういう時に、人々からはその時にはおそらく支持されない冷静な人の行動が保証される制度が必要だったということだ。薩長同盟直前の桂小五郎のような。

  • Hitaka

    読み出すと止まらない、面白い本だった。どこまでを、当時の常識として「仕方ないこと」と捉えるべきかは時代評価の分岐点だと思うけど、いまからしてみても日本にとって大東亜戦争突入は納得の流れに思えた。もちろんそれは日本の責任がないという意味ではない。でも、アメリカの横暴さはもっと認識されても良い。日本の姿を見直してもらうために、日本人は無論のこと、翻訳されて世界の多くの人に読んでもらいたい、そんな本。特に、戦前の日本はどの列強諸国よりも人種差別の改善と国際協調に熱心だったことは強調されていい。

  • Code

    昭和史の解釈本。明治憲法の欠陥から、軍部独走を許した結果、敗戦に繋がる流れが説明されています。学んだ歴史をより深く出来る1冊です。

  • jack

    半藤先生の情報と、昇一先生の視点、どちらも、希少。語り継ぐべし。☆4.8

  • Akitoshi Maekawa

    統帥権干犯問題が生じた理由は明治憲法の欠陥にあった、という思わず膝を打つ解釈がなされていた一冊。明治維新をなし得た日本がなぜ急に愚行に走ったのか、と思っていたけど、この謎が少しクリアになった気がする。「戦前の日本は社長なき企業と同じ」というのも、リーダーシップを発揮させない構造になってしまったいたのだな、とわかる。歴史解釈は一つの仮説を立てながらも、多角的に学ばないといけないと実感させられました。

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