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日本史から見た日本人 古代編

渡部昇一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396501037
ISBN 10 : 439650103X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2012
Japan

Content Description

日本人は古来、和歌の前に平等であった。世界史の視点で日本人のアイデンティティを見つめ直し、批評史上の一大事件を巻き起こした傑作。

目次 : 1章 神話に見る「日本らしさ」の原点―古代から現代まで、わが国に脈々と受け継がれたもの(日本文化―その独自性の淵源/ 実証万能主義・戦後史学の陥穽 ほか)/ 2章 上代 「日本らしさ」現出の時代―“異質の文化”を排除しない伝統は、この時代に確立した(「和歌」の前に平等な日本人/ 聖徳太子に見る「日本らしさ」 ほか)/ 3章 平安朝 女性文化の確立―日本における「成熟社会」の典型は、ここにある(和歌に見る文化的洗練の達成/ 遣唐使廃止―内的成熟涵養 ほか)/ 4章 鎌倉期 男性原理の成立―この時代、日本社会は「柔から剛」へと激変した(武家文化の本質とは何か/ 主権在民を確立した北条泰時 ほか)

【著者紹介】
渡部昇一 : 1930(昭和5)年、山形県鶴岡市生まれ。上智大学名誉教授。英語学、言語学専攻。1955年に上智大学大学院博士課程修了後、西ドイツのミュンスター大学、さらに英オクスフォード大学へ留学。1994年、ミュンスター大より名誉哲学博士号を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひと

    渡部先生の独自の歴史観による日本史考察。よくある歴史ものと違って、文化や宗教を軸に「日本らしさ」を説明する視点が面白い。右寄りの方だし、自分のどちらかと言えば右なので共感できたが、合う合わないはありそう。特に「和歌の前の平等」に惹かれ、この伝統や感性に無頓着で生きてきたのが残念になった。もっと和歌を読んでみたいし、自分でも詠めるようになりたい。戦後世代のためか、無自覚に西洋文化に憧れ、馴染んでいたが、もっと日本文化の源流にも目を向けていきたい。天皇制の賛否もあるので、国民意識の変化の歴史も学にでみたい。

  • ゆうぼう

    久しぶりに活力が沸いてくる本を読みました。日本に生まれて良かった。この世界一古い文化を継承している国に生まれて良かったね。こんなに素晴らしい国なのになぜ今こうなってしまったのだろう?安倍マリオが変えてくれるのかな?日本という国の成り立ちをきっちり子供たちに教えないといけませんね。この手の本を読むと同じ感想で申し訳ないですが。一日も早い日本の正しい国史の教育を始めてもらいたい。自分にできることもあるはずで。この感想もそのひとつかな?!

  • Fumi Kawahara

    古代における宗教と信仰心って切り離せないだろうから仕方ないんだけど、学術的なこと言われると、宗教ってよくわからんのね・・・(´ ・ω・`)・・・まぁ、昔から、国民性ってあんまし変わってないわな。「なんだかありがたそうだから、とりあえず拝んどく」くらいなんじゃあるまいか・・・

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