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ISBN 10 : 4766423747
Content Description
わが国は国際貿易において、どこに比較優位があるのか。これまでの「お家芸」だった熟練労働集約財の生産と輸出の比較優位はこれからも維持し続けられるのか。ここ数十年の日本の傾向を分析する上で、伝統的なHOモデルが今なお有効であることを示し、要素コンテンツ・アプローチ、クロス・インダストリー分析、マルチ・コーン・モデルなどからこの国の現状と将来像を焙り出す、画期的研究の集大成!
目次 : なぜいま比較優位か/ 第1部 わが国の貿易の変遷と比較優位(日本の国際貿易の変遷/ 比較優位は机上の空論か)/ 第2部 HOモデルと日本の貿易パターン(貿易と生産要素をつなぐメカニズム/ 日本の純輸出は今なお熟練労働集約的か/ 日本の純輸出はエネルギー節約的か)/ 第3部 拡張HOモデルによる日本の産業構造分析(都道府県の産業構造と賃金格差/ 日本の要素賦存と産業構造の変遷/ 日本の比較優位はどこにあるのか)
【著者紹介】
清田耕造 : 1972年生まれ。96年、慶應義塾大学経済学部卒業。2002年、慶應義塾大学より博士(経済学)取得。横浜国立大学経営学部講師、准教授などを経て、慶應義塾大学産業研究所・大学院経済学研究科教授。経済産業研究所リサーチ・アソシエイト。主要業績:『拡大する直接投資と日本企業』(NTT出版、2015年、日経・経済図書文化賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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