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桃殿の姫、鬼を婿にすること 宵の巻

深山くのえ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094068993
ISBN 10 : 4094068996
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan

Content Description

父親が怪しと関わったことが原因で、魔の姫に狙われる真珠。陰陽師たちも対応に苦慮する中、ひとりの家司が近江の白銀と呼ばれる鬼を呼び寄せた。白銀は物の怪を追い払うが、彼の息子・瑠璃丸は、真珠に魔のにおいが付けられているという。数日後、またしても物の怪に襲われた真珠は、思わず瑠璃丸の名を呼んでしまう…。魔だろうが怪しだろうが俺が守ってやる―瑠璃丸の言葉に、后候補だった真珠は瑠璃丸との結婚を約束する。瑠璃丸は真珠の側にいるために人として生きる道を選ぶが!?美しい鬼と魔に狙われた姫君を描く、平安恋綺譚!

【著者紹介】
深山くのえ : 神奈川県出身。2005年、『花色の戯れ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 真理そら

    (宵の巻)ということは続きがあるのかな、あってほしい。平安時代とラノベの相性の良さを実感できる物語。当然入内すると思われていた真珠は父親が連れ帰った妖たちに悩まされ、それを追い払ってくれた鬼の一家の美しい息子・瑠璃丸と婚約する。父親は入内を諦めていないが内裏育ちの母親や叔父は入内しなくてもいいと思っている。桃殿一家だけでなく鬼の一家やちゃっかりした看督長(かどのおさ)も含めて登場人物がかわいくて魅力的。

  • しゅてふぁん

    父親が原因で魔の姫に目をつけられてしまった真珠。屋敷には頻繁に物の怪が入り込み、家司が鬼を呼び寄せる。入内する予定が物の怪のせいでできず、鬼の瑠璃丸を婿に迎えることにするが…。今回の姫はなかなか気丈で父親に負けないところが良い。深山さんの作品にしては甘さスッキリだったが残念。

  • はつばあば

    この本は2021に読了していたが、先日この続きの「暁の巻」を見つけて(^_^)再読。読んだ当時も面白かったが再読して更に真珠姫と母親の琴宮とその兄の公貫はほんと人間として一枚も二枚も上手だわ!と。それに引換父親と祖父は・・。鬼に喰われてしまえって言っちゃ瑠璃丸に失礼ですよねぇ。次の巻に急いでいかなくちゃ(^_^)

  • すがはら

    好きな作家さんだけど、やっぱりダメダメな肉親が出てくるのね。お母様と伯父様が男前な好い人達で良かったです。幼い頃の一目惚れ同士でほのぼのカップルは純で可愛くてとってもいい感じ。平安で相思相愛なのに律儀に父親の許しを待って手を出さない瑠璃丸。鬼だから余計に狡くなれないのかな。人間の平安貴族なら待ったなしだったと思う。宵の巻と付いてるけど、主役を替えての連作でしょうか。

  • mariann

    深山さんの平安物だからてっきり草子のシリーズかと思ったら鬼だった。父親が連れ帰った物の怪に気に入られ、取り込まれそうになっている真珠姫と彼女を守るためにそばにいると決めた瑠璃丸。お互いに一目惚れで萌え度キュン度共に高し。理解の深いお母様とそもそもの原因なのに往生際の悪い父と祖父。年頃になっても裳着の儀もさせてもらえずなんだかなぁ、父よ。この時代の姫は将棋の駒の1つだとよくわかる。最後は駆け足だったので宵の巻だし、続編を切に望みます。そして表紙が美しかった。瑠璃丸麗しい!

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