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ISBN 10 : 4861871131
Content Description
なぜ私たちは“活躍”できないのか?家族論でも、女性向け啓発本でも描かれてこなかった、グローバル化・貧困化する日本社会の“フツー”の女性たちの現実、言葉にしにくい想い、日常生活でのとまどいをフェミニズムの視点から考察する。
目次 : 第1章 不安定労働の時代を生きる(はずれた「家族未来図」/ 「在宅ワーク」は「仕事と家庭の両立」か?/ ヘゲモニーは親密圏でつくられる)/ 第2章 成り立たない「ライフコース」(「家族戦略」としての同居/別居/ 「マミー・トラック」から「初職トラック」へ/ 「お嫁さん願望」の功罪)/ 第3章 地域社会と女性保守層(私的扶養というモラル・マゾヒズム/ 「留守番」の政治学/ 「小泉純一郎好きおばちゃん」はミーハーなだけなのか?)/ 第4章 融解する境界線(子どもの「連れ去り」と「置き去り」の国際化/ 父親の育児参加とホームレス/ 拡散するセックスと感情労働)/ 第5章 震災は親密圏を変えたのか(ゆらぐ大地、ゆらぐ親密圏/ 「プライベートを他者に知られること」をめぐる雑感/ 生の公共性)
【著者紹介】
海妻径子 : 1968年生まれ、お茶の水女子大学大学院博士課程単位取得満期退学。博士(学術/Ph.D. of Gender Studies)。岩手大学人文社会科学部准教授。専攻:ジェンダー研究・男性史・家族論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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katoyann
読了日:2021/05/17
ひだり
読了日:2024/03/17
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