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心理学をめぐる私の時代史 シリーズ「自伝」my Life My World

浜田寿美男

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623092406
ISBN 10 : 4623092402
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

発達心理学や障害児心理学の看板を掲げながら、多数の冤罪事件と出会い、裁判という特殊な語りの世界で「法心理学」の扉を開いた心理学者・浜田寿美男の軌跡。小さな島で生まれ、京都の大学への進学、学生闘争…様々な経験を経て、発達の場・裁判の場に足を踏み入れた先に見えたものとは何だったのか。―著者が生きた時代をひも解きながら、言語の発達、障害児の生活世界、冤罪事件をめぐる語りなどといった旺盛な研究活動の源泉と、「神の心理学」から「私たちの心理学」に向けて大切にしてきた視点を語る。

目次 : 第1章 時代の混迷のなかから/ 第2章 私の修業時代/ 第3章 私が出会った三つの現場/ 第4章 発達の現場から―「私」は形成されてきたという話/ 第5章 裁判の現場から―泥沼の世界に足を取られながら/ 第6章 生活の現場から―子どもたちの「生きるかたち」、私たちの「生きるかたち」

【著者紹介】
浜田寿美男 : 1947年香川県小豆島生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程(心理学専攻)修了。現在、奈良女子大学名誉教授、立命館大学上席研究員。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Praesumptio cedit veritati

    子どもの発達や刑事裁判における供述をめぐって、心理学の観点から取り組んできた筆者の自伝的な書物。学生運動が盛んな時期に様々な出来事を経験し、その後、研究者としてどう生きてきたのかを示す。心理学にせよ、刑事裁判にせよ、制度化された知の在り方に対して距離を置いて自ら抱いた疑問を提起し続ける姿勢が、一貫しているというべきか。学生運動にかかわって逮捕された経験、身近な複数の人々の自死など様々な経験が、その後の研究と姿勢にも影響しているという印象を受ける。筆者の研究の概要をごく大まかに俯瞰できる点でも有益な書物。

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