Books

世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療

津川友介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478106891
ISBN 10 : 4478106894
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

手術や抗がん剤などの効果的な治療のことを悪く言って、がん患者さんに高額な民間療法を売りつけようとする人がいます。彼らの甘言を信じてしまった結果、病院で受けられる有効な治療法を拒絶し、治療のタイミングを逃す患者さんが後を絶ちません。そんな現状を変えるべく、この本は生まれました。本書を読めば、医療関係者でなくとも、がんについて正しく知り、あやしいがん情報を見分けることができるでしょう。

目次 : 第1章 「最高のがん治療」はどのように決められるのか/ 第2章 「最高のがん治療」では何をするのか/ 第3章 食事やサプリでがんば治るのか/ 第4章 どうしてがんができるのか/ 第5章 「トンデモ医療」はどうやって見分けるのか/ 第6章 どうやってがんを見つけるのか/ 第7章 がんを防ぐために普段の生活で何ができるのか

【著者紹介】
津川友介 : 医療データ分析の専門家。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)内科学助教授。東北大学医学部卒業後、ハーバード大学で博士号(PhD)を取得。聖路加国際病院、世界銀行、ハーバード大学勤務を経て現職

勝俣範之 : 日本の抗がん剤治療のパイオニア。日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授、外来化学療法室室長。富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業後、国立がんセンター中央病院内科レジデント、同薬物療法部薬物療法室室長などを経て現職

大須賀覚 : がんの研究者。アラバマ大学バーミンガム校(UAB)脳神経外科助教授。筑波大学医学専門学群卒業後、日本で脳神経外科医として脳腫瘍患者の治療に従事した後、基礎研究者へと転身。現在は脳腫瘍を治療する新薬開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 双海(ふたみ)

    適切な治療と不適切な治療。うまい言葉に騙されないように。3者の共著というのもいいね。

  • Iwata Kentaro

    献本御礼。米国内科専門医資格更新のためにMKSAPという問題集やってますが、一番デキが悪いのがOncologyです。腫瘍の治療は(診断の問題は殆ど出ない)、プロが扱う領域なので素人には手が出ない。また、安易に手を出すべきではない。がんの治療を知りたければがんのプロに聞くのが一番。本書を読めばがんの治療のことは分かります。少なくとも非医療者は他の本を読む必要はまったくないし、むしろ読まないほうがいいとすら思います。繰り返します。がんの治療のことを知りたいのなら、本書「だけ」でいいです。

  • bfish

    オーディブル。 本書の中でこの本を「情報のワクチン」とおっしゃっているがまさにその通り。近頃はネットを中心に極端なあおり系の配信などが多くてうんざりするが、様々な情報を整理整頓し正論を丁寧に語ってくれている。内容にインパクトはないが志が素晴らしい。さてそれでも抗がん剤に対してどのスタンスを取るべきか悩む。きっとその時にならないと決められないのだろう。

  • ほよじー

    ★★★怪しいがん治療法に引っかかる人は多い。「標準治療」こそ最高のがん治療法。「先進医療、治験、代替療法」はまだ効くかどうかわからない未承認の治療法。ナントカ免疫細胞療法など高額な自由診療は医師がやっているのにもかかわらず根拠が乏しい。教育レベルや収入が高い人ほど怪しいがん治療法に騙されやすい。自分は大丈夫という思い込みがあると騙される。

  • かも

    ★★★★★再現性ある根拠をもとに最高のがん治療=標準治療(保険適用の手術・放射線治療・抗がん剤+緩和ケア)を薦める名著。本書いわく、信頼できる医者の見分け方は標準治療を推奨する&他の医師と治療判断が同じ。トンデモ医療の見分け方は、保険適用外orどのがんにも効くと主張or免疫力アップを訴求or個人の体験談を強調or根拠は細胞実験レベルのデータor予防に効果あるから直るという理屈。がんの専門家は腫瘍内科、がん診療連携拠点病院、日本の承認遅れは0.4年、緩和ケアは延命効果もあるなどは意外だった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items