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こどもが学べる地球の歴史とふしぎな化石図鑑

泉賢太郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422440422
ISBN 10 : 442244042X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大人気の『こどもが探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑』シリーズ第3弾。水辺の石拾い、街なかの石材の次に注目するのは、古代の生き物のなんともふしぎな化石の数々です!

「化石」というと、恐竜の骨を想像する人も多いでしょう。しかし実際には、古生物の体そのものが化石化した「体化石」よりも、ウンチや足跡、巣穴など、活動の痕跡が化石として残った「生痕化石」の方が数はずっと多いのです。
生痕化石の残る地層は、もしかすると、あなたの住む近くの川原や海岸でも見られるかもしれません。

かつて地球上に存在した古生物たちが残した生きた証「化石」は、現代に生きる私たちに、太古の時代についてさまざまなことを教えてくれます。
本書では、ユニークな古生物たちを紹介するとともに、地球のダイナミックな運動や化石のでき方、古生物学者が化石をどんなふうに調べ、古生物についてどのように研究しているかを、マンガと図版たっぷりの解説を通して紹介します。

地球科学から古生物学、体験学習にまでまたがるテーマを扱った、理科の自由研究にもおすすめの一冊です。


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●1 古生物って何だろう
千葉の海水浴場で遊んでいた光ちゃん・がんちゃんきょうだいは、近くの岩場でうずくまっているお兄さんに出会います。
「なにをしているの?」
「化石を掘っているんだよ、ウンチの化石をね!」
お兄さんは古生物学者・泉賢太郎先生でした。光ちゃんとがんちゃんは、泉先生からかつて地球上に存在したいろいろな古生物を教えてもらいます。

●2 体化石と生痕化石
泉先生はおもに「生痕化石」の研究をしています。どんな古生物がその痕跡を残したのか、「持ち主」はわからないことも多い生痕化石ですが、そこには太古の謎をひもとくさまざまなヒントが隠されています。

●3 化石のでき方
ウンチのようにやわらかいものまで化石として残るのはどうしてでしょうか?
化石のでき方を知ると、現代の私たちが化石を観察できるのがどんなにラッキーなことかがわかります。

●4 地球の活動と化石
多くの場合海底でできる化石は、どうして地上で発見されるのでしょう。その理由は、地球のダイナミックな活動にありました。大地の大きな動きは、時に複雑な地層を生み出します。化石は、そうした地層の年代や環境を読み解くヒントにもなります。

●5 研究室に行ってみよう
古生物学者は化石の発掘や地層の調査ばかりしているわけではありません。研究室で行うこともたくさんあります。
ひかるちゃんとがんちゃんは大学の泉先生の研究室を訪ね、古生物や太古の環境のさまざまな調べ方を教えてもらいます。

【著者紹介】
泉賢太郎 : 千葉大学教育学部准教授。博士(理学)。1987年、東京都生まれ。2015年、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。専門は、生痕化石に記録された古生態の研究など。化石の観察だけでなく、数理モデルを使ったシミュレーションなど、さまざまな方法を駆使して研究している。「チバニアン」研究チームでも活躍した

井上ミノル : 漫画家&ライター。1974年神戸市生まれ。甲南大学文学部卒。広告代理店などを経て、2000年にイラストレーターとしてデビュー。生来の国文好きを生かして、2013年にコミックエッセイ『もしも紫式部が大企業のOLだったなら』を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sugar

    泉賢太郎+井上ミノル著。化石の事がイラスト、写真でわかりやすく描かれていました。漫画部分になっているページも面白く描かれているので、子供も楽しく読めそうです。化石でも体化石と生痕化石に分かれるそうです。生痕化石で「カブトガニの足跡化石」の写真が心に残りました。他のシリーズも読みたいです。

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