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泡坂妻夫 総特集 文藝別冊

河出書房新社編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309978567
ISBN 10 : 4309978568
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『しあわせの書』で再ブレイクのミステリ作家・奇術師・紋章上絵師でもある作家の初の総特集。対談:北村薫×法月綸太郎、寄稿多数。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tetchy

    とにかく泡坂愛に溢れたムックである。恐らく一ファンなら誰もが理想とする読み物が目白押しだ。ミステリファン、特にミステリ通に好まれた作家であった。従って決して万人に受けた作家ではなかったが、その作品群には珠玉の物や実験的な物や挑戦的な物が多かった。個人的には氏の古き日本文化への愛着と日本人の持つ粋という気質が色濃く反映されて日本情緒溢れる『ゆきなだれ』や『蔭桔梗』といった短編集が多くの人に読まれて欲しいと思う。今なお絶版であるのが悔しまれる。どこかで泡坂妻夫全集なる文庫全集を編んでいただけないだろうか。

  • ばりぼー

    【特別対談】「泡坂先生ご本人が、『亜愛一郎はポパイだ』とおっしゃっててね、これは面白い言葉だなぁと思ってね。定型ストーリーのおもしろさ、趣向の楽しさ。同じ型の中で趣向が毎回違っている。主題と変奏がある。(北村薫)」「三作選ぶとするならば、基本は「亜愛一郎」なんですけど、長編で言うと『湖底のまつり』でもいいけど『妖女のねむり』ですね。文芸路線のもので『ゆきなだれ』。最後に、ホワイダニットに重心のかかった官能で、見かけはすごく古めかしいけど、モダンで計算のされた『黒き舞楽』ということに。(法月綸太郎)」

  • HANA

    自分にとって泡坂妻夫とはまず第一に亜愛一郎であり曽我佳城であり、『11枚のトランプ』『乱れからくり』そして何より『しあわせの書』といった奇術とトリックが不二の関係にあるような作品が第一に来る。しかしこれを読むと、江戸趣味や大人の恋といった別の一面にも俄然興味が湧いてくる。多面体のような著者の魅力を再発見させてくれるいい一冊だった。またミステリだけではなく、人柄を偲ばせるような関係者によるエッセイ、インタビューや座談会などもう全方位から泡坂ワールドの魅力に迫る勢い。もう一度作品群を読み返したくなるな。

  • ふう

    豪華な執筆陣てだけでなくその内容から泡坂妻夫がみんなにどれだけ愛されてたか本当によくわかる一冊。赤川次郎と栗本薫とで「新人作家」ってとこに時代を、泡坂夫人の語り口調に面白さを感じたりしつつ、とにかく泡坂作品読み直さなきゃなあと思う一方、全然読んでないやとも思う。まずは亜愛一郎からだな。

  • kokada_jnet

    KAWADE夢ムックからミステリ作家の総特集本とは珍しい。担当編集の中山真祐子さんというのは、『木皿泉 物語る夫婦の脚本と小説』『井上ひさし やわらかく、ときに劇的に』の担当の方。日下三蔵の論考で引用されている、直木賞候補時の山口瞳の「もうミステリにこだわるのはやめなさい」という選評文が、酷い。

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