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サ-バント・リ-ダ-シップ入門 引っ張るリ-ダ-から支えるリ-ダ-へ

池田守男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784761264734
ISBN 10 : 476126473X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「オレについてこい!」だけがリーダーシップではない。使命感をもって社員を下から支え、資生堂の経営改革を断行した、サーバント・リーダーの最高のお手本。

目次 : 1 サーバント・リーダーシップとは何か(リーダーシップに対する幻想と誤解/ リーダーシップはフォロワーによって認められる/ ロバート・K・グリーンリーフの「サーバント・リーダーシップ」/ サーバント・リーダーの特徴と誤った解釈)/ 2 サーバント・リーダーの経営改革(サーバント・リーダーシップを生き方の基本姿勢に/ 資生堂が目指した「店頭基点」の経営改革/ 逆ピラミッド型の組織で店頭が、そして社員が変わる/ サーバント・リーダーシップ理論との出会いと社内への浸透/ 私が考えるサーバント・リーダーの条件/ 『武士道』に「接ぎ木」の精神を学ぶ/ 「奉仕と献身」の精神を経営に生かす)/ 3 サーバント・リーダーシップと使命感(企業のなかでのサーバント・リーダーシップ/ 社会のなかでのサーバント・リーダーシップ/ 日常生活のなかでのサーバント・リーダーシップ)/ 4 ミッションで支えて組織と人を動かす(池田守男さんのリーダーシップから学ぶべきこと/ どんな経験によってサーバント・リーダーへと育っていくのか/ サーバント・リーダーシップの表現型はいろいろ/ ミニ版 サーバント・リーダー入門)

【著者紹介】
池田守男 : 1936年香川県高松市に生まれる。61年東京神学大学神学部卒業、株式会社資生堂へ入社、秘書室に配属される。その後、秘書一筋で5代の社長に仕える。取締役秘書室長、常務取締役、代表専務取締役、代表取締役副社長を経て01年代表取締役執行役員社長に就任。「逆ピラミッド型組織」「サーバント・リーダーシップ」の考え方に基づき経営改革に取り組む。03年には2期連続赤字が黒字に転じる。05年取締役会長、06年から現職。社団法人日本経済団体連合会・少子化対策委員長、東京商工会議所副会頭(税制委員長)、日本商工会議所特別顧問(税制委員長)、教育再生会議委員(座長代理)、公益認定等委員会委員(委員長)、東洋英和女学院理事長兼院長等、多くの公職に就く

金井壽宏 : 1954年兵庫県神戸市に生まれる。78年京都大学教育学部卒業。80年神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。89年マサチューセッツ工科大学(MIT)Ph.D.(経営学)。92年神戸大学博士(経営学)。現在、神戸大学大学院経営学研究科教授。リーダーシップ、モティベーション、キャリアなど、経営学の中でも人間の問題に深く関わるトピックを主たる研究分野としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ココロ

    ★★★ 「リーダーシップとは何か」についても今回初めて知ることができた。リーダーシップとは、フォロワーが目的に向かって自発的に動き出すのに影響を与えるプロセスであって、持ち物のように扱うものではないと本書では説明している。 そしてサーバント・リーダーシップとは、ミッションやビジョンを持った上で、それを実現するために最初に周りの人たちに尽くすことである。その結果、周りはその人についていこうと思い、結果リーダーになっていく。思えば尊敬していた上司は、そんなタイプだったな。

  • 江口 浩平@教育委員会

    【リーダーシップ】オーディブルにて聴了。ちょうど大学院の授業でも本書が取り上げられていたため、興味深く最後まで聴けた。サーバントリーダーシップとは直訳すると奉仕者のリーダーシップであり、部下の自主性を尊重して組織を動かす点に特徴がある1970年代に出始めた考え方だが現代に注目を浴びているという。従来のリーダーシップのように部下を強く引っ張っていっても正解に辿り着けた時代ではなくなり、一人ひとりが自分の頭で考えて創造していかないといけないということだろう。

  • 速読おやじ

    前から気になっていた「サーバント・リーダーシップ」という言葉。直感的に自分のリーダー像にぴったりだと思い、そのエッセンスを習得するために読んでみた。サーバントの訳語は召使いではなく奉仕者。でも奉仕するだけではなく、やはりリーダーとしてのビジョンを持ち、これを伝える力が必要なようだ。資生堂の元会長の池田氏が組織ピラミッドの事を書いていたが、お客様が一番上で、その下に現場、ずっと下がって一番下が社長、つまり現場主義の徹底というのが彼の考えるサーバント・リーダーシップとのこと。さて、私の理想のリーダーは・・・

  • メガネ

    サーバント・リーダーシップの提唱者グリーンリーフ氏の著書を読む前の入門としてオススメしたい一冊。"サーバント"という言葉を聞くと、ネガティブなイメージを持つことがあるのですが、ここでは非常にポジティブな意味合いで使われています。資生堂・元社長の池田氏が本書で伝えているように、今後必要となる組織は逆ピラミッド型であると。つまり現場(とその先にいる顧客)が頂点であり、役職者や本社機能は彼らを支えていく立場であると。そこにおいては従来のリーダーシップではなくサーバント・リーダーシップが生きてくるようです。

  • ムートン

    リーダーシップ関連本のまとめ読み、第1冊目。本来は、グリーンリーフの緑本がいいのだろうが、厚さにめげて、先にこちらを手に取った。サーバントリーダーシップの概念、実践の概要が書かれていた。使命感、奉仕、導くの順序。サーバントリーダーになるには、かなりの資質と経験が必要そうに思えた。周りを見渡しても、なかなかそんな人はいない。その辺りは著者もわかっているようで、手始めにミニ版から取りかかることを示唆している。約10年前の本だが、紹介されていたWebサイト、書籍は現存しており、参考になる。

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