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鉄道趣味人の世界 交通新聞社新書

池口英司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784330010229
ISBN 10 : 4330010224
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「撮り鉄」は、すでに明治時代に存在した…。「乗り鉄」「撮り鉄」など、最近でこそよく聞くようになった鉄道趣味、実は長い歴史と裾野の広い嗜み方がある。これまで、あまり語られなかった鉄道趣味人の全体像を、残された史料や多くの体験談をもとに体系化。鉄道を愛する人がいたからゆえ残った貴重な車両や史跡があった?鉄道を好きになる人生の共通項目とは?全ての鉄道趣味人にいつか訪れる人生の終活とは?鉄道趣味人たちの様々な生き方を通して、厳しい時代の生き方やビジネスのヒントが見えてくる。

目次 : 第1章 鉄道趣味の歴史(新橋〜横浜間開通30年後の鉄道趣味人/ 雑誌に見る戦前戦中の鉄道趣味模様 ほか)/ 第2章 鉄道趣味人たちの生き方(鉄道が好きになる条件/ 鉄道は恋人であり、遊び相手でもある ほか)/ 第3章 学習の場の鉄道趣味―鉄道研究会の存在(高校の鉄道研究部は今―神奈川県立高校の顧問に訊く/ 大学鉄研と私(昭和の大学鉄研の記憶)(佐藤利生) ほか)/ 第4章 鉄道趣味の今(「乗り鉄」の原点・鉄道旅/ 乗ることが目的のキャンペーンと切符 ほか)/ 第5章 鉄道趣味人の終活(そもそも終活って何だろう?/ 価値を伝える情熱と知識 ほか)

【著者紹介】
池口英司 : 1956(昭和31)年東京生まれ。鉄道ライター、カメラマン。日本大学藝術学部写真学科卒業後、出版社勤務を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • zag2

    いやホントに趣味の話。鉄道を趣味とする人たちの具体的な話が中心で面白かったが、著者自身が「鉄道趣味人」なんだということが、よくよく分かりました。こういう趣味の話は、共通の趣味を持っている人同士だと、一層盛り上がるんでしょう。私はさほどではありませんが、この本を読んでみようと思うくらいには鉄道にも興味があるので、割と楽しく読みました。ですが一方で、とても「鉄道趣味人」の仲間には入れてもらえないと実感しました。

  • おいしゃん

    今までありそうでなかった、鉄道を趣味にしている人々がそれぞれどのように楽しんでいるのか、という鉄ちゃんの生態を探る本。文章にクセがあり、テンポが冗長な感もあるが、こういう楽しみ方もあるのかという発見はあった。

  • Ezo Takachin

    私自身京王沿線住民だったので京王ファンで、母と妹と買い物は高尾や新宿など。いつのまにか鉄道好きで私だけはいつも窓から外を眺めたり、先頭車両でかぶりつき。中学生の時に時刻表の読み方を覚え、祖父の家(函館)へ行くのに、急行「八甲田」+快速海峡。高校生の頃には友人と青春18きっぷ+フェリーで北海道往復。その後も北斗星に乗ったりと。鉄道趣味は奥深い。息子に寝台特急に乗せて乗せあげることができなかったのが残念でなりませんが、いつの間にかDNAは受け継がれ、友達と北斗やはまなす編成を見に行っているようです。

  • かわくん

    自分は幼少の頃、まだ完全電化されていない東北本線の駅のすぐ近くで育った。蒸気機関車の汽笛が聞こえ、鉄や石炭、オイルの臭いが辺りに漂っていた。保育園に行くには踏切を通った。中学から高校時代は機関区などで撮影もした。このように鉄分が少し多いが、この本に登場する方たちは鉄分が充満している。撮り鉄や乗り鉄、模型などはある程度の時間と資金がないとなかなか取り組めない。ただ、鉄道に関する本を読むには好きなので、この本もその一環。趣味人の深い世界を知ることができた。

  • お抹茶

    最近はグルメ列車が増えて,鉄道ファンの裾野が広がった気もするが,鉄道マニアと一言で言ってもさまざまなジャンルがあるんだな。戦前から鉄道趣味の本はあったが,多くの市民は存在すら知らない,好事家が楽しむ嗜みだった。旅行を通じて一般人でも鉄道の楽しみを知る機会となったのが昭和50年頃のSLブーム。デジタルデータや譲渡など,鉄道趣味人の終活にも言及しているところがユニーク。

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