Books

20世紀日本の歴史学

永原慶二

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642077972
ISBN 10 : 4642077979
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2003
Japan

Content Description

激動の20世紀、日本の歴史学は何を問い、何をとらえ、自国と世界の歴史認識にどのような役割を果たしてきたのか。世界史の転換が進む現代、日本の歴史学のあり方と今日の課題を鋭く問い直す。

【著者紹介】
永原慶二 : 1922年中国大連市に生れ、三カ月後、東京に移り育つ。1944年東京大学文学部国史学科卒業。東京大学史料編纂所員、一橋大学教授、和光大学教授、日本福祉大学客員教授を経て現在、一橋大学名誉教授、和光大学名誉教授、経済学博士。この間、歴史学研究会委員長、日本学術会議会員、文化財保護審議会専門委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Mentyu

    戦後歴史学の立場から見た日本史学史の概説書。タイトルは20世紀となっているが、実際には明治初年から1990年代物までを扱っている。事実の羅列ではなく、はっきりと著者の歴史観を打ち出す方針で執筆されており、網野善彦批判をはじめ、随所に史的唯物論の色が出ている。それなりに歴史観が強いため、好き嫌い別れる所ではあると思うが、日本史学史を一通り把握しようとする上では、押さえるところを押さえている印象。

  • hyena_no_papa

    「日本の近現代の史学史」の本。吉川弘文館の研究史シリーズ≠ヘ数冊読んだが、本書は史学の研究史の本。印象箇所を拾えばきりがない。巻末数十頁にわたる「近現代日本史学史年表」を開けばこの本の凄まじさが知れる。人名索引は460名を列記。対象となる歴史区分は古代から始まり中世も濃い。内容を評する立場にないが、敢えて言えば全面的に信奉するのも如何。例えば久米邦武事件にかかる記述については大いに是認するも、久米邦武自身の古代史論には疑問もある。終盤工具書について述べるがこの本自身が工具書なのかも。久々に大感銘の本!

  • T

    日本歴史学の史学史を概観できる名著。 やや粗い叙述もあるが、代わりとなる本はない。

  • RKG

    永原先生、熱いぜ。

  • 湯豆腐

    膨大な史学史の流れを一冊にまとめ上げた労作。著者自身が戦後歴史学の大家でいわゆる左翼的なところがあるのでどうしてもそのイデオロギーが反映されているところはある。言語論的転回や80年代のポストモダン思想の影響についても触れられていたらなお良かった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items