Books

江戸のセックスワーカー

永井義男

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867930557
ISBN 10 : 4867930555
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan

Content Description

図版120点以上!2025年大河ドラマ必携。蔦屋重三郎が生まれた「吉原」だけじゃない!―夜鷹、囲い者、湯女、舟饅頭、比丘尼、ひっぱり、見世物、茶屋女、矢場女、娘義太夫、綿摘、芸者、陰間、舞台子、男妾…。アイデア次第でなんとかなる!?多種多様な場所と形態。艶やかで、淡くって、そして切ない老若男女のセックスワーカーたち。教科書では、けっして知ることができない色艶な街の実情。

目次 : 第一章 個人営業のセックスワーカー(夜鷹―茣蓙をかかえた街娼/ 囲い者―口入屋が斡旋するセックスワーカー/ 湯女―江戸のソープ嬢/ 舟饅頭―船上のセックスワーカー/ 比丘尼―頭を丸めたセックスワーカー ほか)/ 第二章 ハコモノのセックスワーカー(ハコモノのセックスワーカーの特色/ 吉原の遊女/ 岡場所の遊女/ 宿場の飯盛女)

【著者紹介】
永井義男 : 小説家、江戸文化評論家。1949年生まれ、福岡市出身。東京外国語大学卒業。1997年、『算学奇人伝』(ティビーエス・ブリタニカ/祥伝社文庫)で開高健賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • パトラッシュ

    現代日本のセックス産業は江戸時代と大差ない。夜鷹はトー横の立ちんぼだし、口入屋が囲い者を世話するのは愛人バンクの原型といえる。湯女はそのままソープ嬢で、地獄は主婦や素人女性の売春グループか。見世物はストリップそのもので、陰間に至っては某芸能事務所のスキャンダルを思わせる。吉原は公娼施設として有名だが、庶民の相手は岡場所の遊女や宿場の飯盛女なのは今日の裏風俗か。人の想像力が乏しいからこそ、「べらぼう」の蔦重のように売り出しに知恵を絞る者も現れる。中国や北朝鮮、イランのような清潔を気取る国も内実は同じだろう。

  • スリカータ

    大河ドラマ「べらぼう」にどハマりし、吉原遊廓や花魁に関心が高まった。普段はスルーするであろうこの本を図書館の新刊コーナーで目にして借りて読んだ。江戸時代の人は混浴だし、性に関しては大らかという話を聞いたことがあるが、風俗ってこんなに多種多様なのかと驚いた。もう、何でもアリという感じで、平安な世の庶民の娯楽だったのだろう。

  • あーさん

    大河ドラマ「べらぼう」を観ているので「江戸の性愛業」というこの本が目にとまり図書館で借りて読んだ。 セックスワーカーを種類別でまとめてある あの時代は身体を商売にすることに対して罪の意識もなくあっけらかんとしていた事がわかる 参考資料として春画が多い。春画も立派な芸術だとは理解しているが。。。 公にはあまり知られない情報が多く興味深く読めた。 べらぼうを観る時の時代背景?性愛業背景?を知りながら観ることができ良かった それにしてもNHK大河ドラマで吉原をメインの題材をやるとは責めてる!そんなNHKは好き

  • Go Extreme

    種類と役割: 女中と下女ー家事を担当 夜鷹ー生活のため夜に働く 囲い者ー商人に囲われ生活費を商人が負担 社会的地位: 甲斐性ー経済的余裕のある男性が妾を持つ 囲い者の格ーランク別に待遇異なる 文化 江戸時代の風俗ー湯女や遊女が存在 男色ー陰間茶屋など男娼の影響 経済的側面: 維持費ー妾宅や囲い者の経済的負担 揚屋と妓楼ー吉原の遊女が営む揚屋 法律と規制: 売春防止法ー昭和以降の変化 町奉行所ーセックスワーカーへの取り締まり強化 社会的課題: 不安定性ー政治的要因や社会的風潮に影響 女性の権利と抑圧

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items