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図説 吉原事典 朝日文庫

永井義男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022647917
ISBN 10 : 4022647914
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan

Content Description

世界最大の都市であった江戸で、最も栄えた遊興場所・吉原。340年もの長きにわたって存続し、あらゆる男たちを魅了した理由には、吉原特有の強固で狡猾なシステムがあった。その仕組みと実態を解き明かす、江戸・吉原好き必読の一冊。

【著者紹介】
永井義男 : 1949年福岡県生まれ。作家。東京外国語大学卒業。97年『算学奇人伝』で第6回開高健賞を受賞し、本格的な作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ミカママ

    【読メ遊廓部】こんちは、わっちァ、はした女郎じゃおざんせん。ちょうど三分のミカママざんす。遊廓文化について、大雑把には知ってたつもりだけど、この永井さんの「事典」はまさにその大雑把な知識のスキマを埋めてくれるような秀作。当時の遊女たちの過酷な生活ぶりには、心がキリキリ痛む。せめてそんな日々の中、少しでも気の休まる楽しいことがあったことを願う。遊廓部バイブル認定。

  • ann

    コミュ課題本。吉原遊廓の内外の基本がわかりやすく書かれている。遊廓モノを読む時の、優れた水先案内になる本。

  • リキヨシオ

    時代小説「みをつくし料理帖」で主人公の親友が在籍した「吉原」。読んでいると物語の分岐点となる吉原が気になった。数々の時代小説に登場する江戸幕府公認の遊郭「吉原」の歴史と内部と内情が説明された事典本。1618年から営業を開始した「元吉原」は、1657年浅草に移転して「新吉原」として営業を開始する。時代小説に登場する吉原の多くは浅草の「新吉原」で営業は1958年まで続いた。2万7百坪という広大な土地に1万人の人間が生活し、そのうち3千人が遊女だったという。この本を読むと時代小説がより一層楽しめる事間違いない!

  • 鬼灯の金魚草

    コミュ課題図書:細かいところまで実によく判る。吉原にいたほうがご飯が食べれたというのは意外でした。でも考えてみればそうだ、すっごい体力勝負だし、医療も発達してない頃なのだから。ああ切ない。

  • *+:。.もも.。:+*

    【読メ遊郭部】正に辞典。巻末には索引も付いてる。内容も分かりやすい。特に良かったのは金額と時間。現代に合うように説明されてるのが親切。

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