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ISBN 10 : 4167921634
Content Description
武田百合子が夫・泰淳と過ごした富士山麓での十三年間。友人や編集者と交流し、愛犬の死に悲しみ、四季の移ろいを澄明な目で見つめる。日々の生活の美しさと陰を克明に描いた『富士日記』のほか、ユーモラスな交遊録や、娘と過ごした晩年期など、天衣無縫ながらも丹念に綴られた名文を川上弘美が厳選した一冊。
目次 : 『富士日記』より(昭和三十九年/ 昭和四十年/ 昭和四十二年/ 昭和四十三年/ 昭和四十四年/ 昭和四十五年/ 昭和四十六年/ 昭和四十七年/ 昭和四十八年/ 昭和四十九年/ 昭和五十年/ 昭和五十一年)/ 『ことばの食卓』より(枇杷/ 牛乳/ お弁当/ 花の下/ 夏の終り/ 京都の秋)/ 『遊覧日記』より(浅草蚤の市/ 上野東照宮/ 藪塚ヘビセンター/ 世田谷忘年会/ あの頃)/ 『日日雑記』より/ 単行本未収録エッセイ(椎名さんのこと/ 富士山麓の夏)
【著者紹介】
武田百合子 : 1925(大正14)年、神奈川県生まれ。横浜第二高等女学校卒業。51年、作家の武田泰淳と結婚。夫の没後、77年に『富士日記』を発表し話題を呼び、田村俊子賞を受賞。79年に『犬が星見た―ロシア旅行』で読売文学賞を受賞。93(平成5)年、逝去
川上弘美 : 1958(昭和33)年、東京都生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。94年「神様」で第1回パスカル短篇文学新人賞を受賞。96年「蛇を踏む」で第115回芥川賞を受賞。2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、07年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、14年『水声』で読売文学賞、16年『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞を受賞。19年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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鯖
読了日:2025/09/04
kibita
読了日:2025/03/04
きのこ
読了日:2024/02/02
キー
読了日:2024/07/14
けい
読了日:2024/06/02
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