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Memorabilia 谷川俊太郎

正津勉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867931134
ISBN 10 : 4867931136
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan

Content Description

半世紀以上の交流から素顔の谷川俊太郎を描き、その独自の詩世界を読み解く!
《昨年、11月、谷川俊太郎氏、長逝。谷川さんの詩は、ひときわひろく多くの人に長く読み継がれてきました。『二十億光年の孤独』から最晩年作まで。いったいその世界をどのように感受したらいいか。当方、およそ半世紀ちかく、詩人の近くにあること親交を深めてきました。ついてはこの本を借りて谷川詩世界を読み解いてゆきます。――正津勉》
谷川俊太郎さんと長年公私にわたって交流を重ねてきた詩人が、これまであまり語られることのなかった貴重なエピソードを交えながら、その思い出を綴る。

【目次より】
第一章 ネリリし キルルし ハララし――「二十億光年の孤独」
第二章 詩人のふりはしているが/私は詩人ではない――「鳥羽I」
第三章 自分の些細な感覚にこだわってみよう――「ナンセンス・カタログ」
第四章 ひとつのアルカディアに近いところだったかも――「我がアルカディア」
第五章 高原へ来て/世界を欠席してしまった――「山荘だより」
第六章 結局死というのは結婚なんですね。――『魂にメスはいらない』
第七章 声は涸れ/足は萎え/母を売りに行った――「母を売りに」
第八章 本物のヌードと画のヌードはどちらが/本物のヴァギナと画のヴァギナは――「画廊にて」
第九章 かっぱかっぱらった/かっぱらっぱかっぱらった/とってちってた――「かっぱ」
第十章 父はやせていたからスープにするしかないと思った。――「父の死」
他 全十六章

【著者紹介】
正津勉 : 1945年、福井県生まれ。同志社大学文学部卒業。詩人・文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Y2K☮

    谷川俊太郎はある意味で村上春樹の先駆者だったのかもしれない。自分本位とデタッチメント。早過ぎる成功及び世界観に対する同業者の反発(生まれや育ちへの妬みも含めて)。三番目の伴侶でのちに離婚した佐野洋子の評が内角ギリギリを抉っていて笑ってしまったが、実際そういう人だったのだろう。ただそれはそれとして、長く濃厚な創作史を振り返ると明らかにモノが違う。別宇宙。軽みを帯びた真摯な文体でそれを味わえるのが有難い一冊。嫉妬と脱帽と感謝とあと何だろう。とにかく伝わってきた。谷川さんの著者に対する心の声も読んでみたかった。

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