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続幕末万博騒動 角川文庫

横山起也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041159231
ISBN 10 : 4041159237
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

「自分が思うようには他者は求めてこない」
1867年パリ万博。アメリカ人と日本人の間に生まれた朝は、幕府の通詞として同行することになり、パリの地に足を下ろしていた。万博開催で幕府(日本)が出展する中、なぜか薩摩藩と佐賀藩も出展していた。出展物は欧州諸国に大いに人気があり、日々人が訪れている。そんな中、菟田免次郎は「織田長益の呼び続ぎ茶碗」の買い手に頭を悩ませていた。二人が街を歩いているとき、免次郎が外国人たちに絡まれてしまう。そこへ通りかかったアーサーという気品溢れる若者が助けに入ってくれる。なぜか朝はアーサーに気に入られてしまい‥‥。。「ジャポニズム」の契機となったパリ万博を描いた、新感覚時代小説。

【著者紹介】
横山起也 : 編み物作家、文筆家。NPO法人LIFE KNIT代表、チューリップ株式会社顧問、株式会社日本ヴォーグ社「編み物チャンネル」顧問/ナビゲーターなどを務める。小説では『編み物ざむらい』(角川文庫)で第12回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞。同作はシリーズとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 冬野

    シリーズ第二弾(シリーズ通算五作目)。舞台は1867年のパリ万博。幕府といくつかの藩が別々に出展していたのは知っていたけれど、渋沢栄一が顔を出していたりと、虚実入り乱れたドタバタ具合が楽しい。長年神秘のベールに包まれていた国の、文化や工芸品を初めて目の当たりにして、驚く西洋人たちの興奮が伝わってくるようだった。赤十字の展示があったのはおそらく史実と思われ、そういう点も興味深い。朝の「異なるものを結びつける」力がよく発揮されたお話でした。そして源太が息災で嬉しい。もう気持ちに整理ついたのかしら…。星:4/5

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