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野村證券 第2事 業法人部

横尾宣政

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062204620
ISBN 10 : 4062204622
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan

Content Description

苛烈なノルマ、強烈な先輩たち、損失補填問題…バブル期の野村證券で、いちばん稼いだ男―「オリンパス巨額粉飾事件」で逮捕された著者が、黄金時代と事件の真相を綴った実名手記。

目次 : ノルマとの闘い/ 「コミッション亡者」と呼ばれて/ 「主幹事」を奪え/ ブラックマンデーと損失補填問題/ 大タブチ、小タブチ―「ノムラな人々」/ やりすぎる男/ さらば、野村證券/ オリンパス会長の依頼/ 事件の真相/ 国税との攻防/ 逮捕―私は闘う

【著者紹介】
横尾宣政 : 1954(昭和29)年、兵庫県出身。78年に京都大学経済学部を卒業後、野村證券に入社。金沢支店を皮切りに、第2事業法人部、浜松支店次席、営業業務部運用企画課長、高崎支店長、新宿野村ビル支店長などを歴任。98(平成10)年6月、20年にわたって勤務した野村證券を退社・独立した。その後、コンサルティング会社グローバル・カンパニー・インコーポレートを設立し、社長に就任。ベンチャー企業の発掘、指導、投資などに携わる。2011(平成23)年に発覚したオリンパスの巨額粉飾決算事件では粉飾の「指南役」とされ、翌12年に証券取引法・金融商品取引法違反容疑で逮捕される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • えちぜんや よーた

    【再読本】オリンパス粉飾決算事件について。仮に横尾さんの言い分が事実であるとすれば、裁判所・検察庁が日本経済の足を引っ張ってると感じざるを得ない。「大規模製造業→善玉」、「新興ベンチャーファンド→悪玉」という単純な概念があって、それに基づいて審理が続いている。日本のエライ人たちって経済感覚が1970年代ぐらいで止まっているんだなと改めて実感した。本に書かれていることが真実であるにも関わらず最高裁で有罪判決が出たら、近い将来日本は「ものづくり大国」どころか「世界の下請工場」になるんじゃないか。

  • えちぜんや よーた

    「上司が電話を飛ばしてぶっ壊す」「2~3億円の損をさせても客に信頼されるのが営業マン」「研修センターを出た新入社員は悲壮感漂う出征兵士そのもの」。営業武勇伝をほぼ実名を交えて語られる。そこが世間で受ける理由なのだろう。でもよく読んでみたら、いかにしてお金を出すか(出させるか)については、かなり創意工夫をされているし、事業会社の中身についてもよく研究されていると思う。考えようによっては、90年代後半から00年前半にIT相場や半導体相場が出来上がっていて、今のような日本経済にはなっていなかったのかもしれない。

  • Willie the Wildcat

    花形・法人部。全ては数字。国税の特官も認めた昭和シェルの著者スキームは、確かに英知と機知の集積。岡常務との大喧嘩後のざるそば/天丼での仲直りエピソードも痛快!一方、オリンパス山田氏との運命的な出会いはやはり醜い。係争中の案件への著者の反論に論理性と合理性。但し、所詮縁を切らなかった弱みは否定できない。元同僚、元部下、果ては実兄をも巻き込んだ簿外ファンドを絡めた粉飾決算騒動。客観的・倫理的には疑惑を持たれても仕方がない言動が、全くなかったとも言えない印象。疑わしきは罰せず・・・、果てさて判決や如何に。

  • テクパパザンビア

    難しかった。野村證券って凄い会社やねんなぁ〜。

  • James Hayashi

    前半は著者が野村のトップセルースとして活躍されている時代を描いている。昭和である。時代が時代だけに体育会系でありがむしゃらであり高度成長を感じる。いろんな理由も重なり90年台以降は低成長。後半はその低成長時代に関わったオリンパス粉飾決算事件の無実のを弁明。これは前後があべこべで、昭和の野村時代が犯罪的である。後半は論理的で正当性を感じるが。最近読んだ「裁判所の正体」でも検察と司法の結託を感じたが、こちらも同等。

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