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憲法を学問する

樋口陽一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784641227521
ISBN 10 : 4641227527
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1部 対論「憲法学の体系」(比較憲法学の体系を考える/ 方法としての「異世界」 ほか)/ 第2部 パネルディスカッション(「憲法学の体系」を聴いて/ それぞれの「知的母国」から ほか)/ 第3部 分科会(「統治と行政」/ 「個人の尊厳」 ほか)/ 第4部 総括討論(個人の尊厳/ 立憲・非立憲 ほか)

【著者紹介】
樋口陽一 : 東京大学名誉教授

石川健治 : 東京大学教授

蟻川恒正 : 日本大学法科大学院教授

宍戸常寿 : 東京大学教授

木村草太 : 首都大学東京教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 261bei

    東大での憲法学の講義のあり方が興味深く紹介されている樋口・石川対談、総論→人権→統治の順で研究ブームが循環する(宍戸)などの状況認識が興味深い第二部の討論、石川・蟻川・木村・宍戸それぞれの研究をいつもの論文よりは易しく参加者に示す分科会と結構腹一杯になる本だった。なお、本書の座談が行われたのは2016年なので若干文脈を追う必要があるかもしれない。

  • かんちゃん

    法律の中でも、憲法については、議論の抽象度や事例の時代設定に全くついていけず苦手意識を持っているが、こうやって座談会ベースで読んでみると、意外とアクチュアルな問題式に基づいて議論が闘わされてきたことが分かる(そして、師匠を乗り超えてなんぼと言わんばかりのバトルマニア的な学者ばかりであることに驚く)。全体的に面白くよめたけれど、特に石川先生、蟻川先生の国家の成立に関する議論や、ずっともやもやしていた統治行為論に関する解説が分かりやすく、勉強になった。

  • TM

    知的好奇心をくすぐられる良書。内容的には非常にレベルが高く,セミナーでこんな話をされてもほとんどついていけない自信がある(笑)が,先生方の問題意識は非常によく分かるところで,読んでいて知的興奮を感じずにはいられなかった。司法試験とはほとんど関係がないが,本質的に憲法学とはこういうものであるべきであり,政治を分析するツールでもあり,政治を考えるときの拠り所となるルールであるべきと感じた。憲法学の面白さは裁判規範としての憲法学だけではないということを実感できる。

  • manabukimoto

    憲法学の最高峰の先生たちによる学問としての憲法の位置付け。 日本の憲法学は比較憲法学が主流で、どの学者も知的母国(ドイツなりフランスなり)があり、その国の憲法概念が染み付いている(これにソ連が外れている)、憲法が先か国家が先かという問題はいまだに議論が続いている(憲法が先に作られた西ドイツの事例)など。 興味深いのは、芦部信喜をはじめ、教科書の人レベルの人たちの話を「芦部先生が…」「樋口先生が…」と敬称付きで紹介する。考え方や言葉が脈々と受け継がれ、それに敬意を払う姿勢は美しい。

  • のん

    レベルの高い座談会。これに参加している社会人凄い。 ちょうど今現在、自民党世耕参院議員のテレ朝に対する抗議が波紋を呼んでいるので、表現の自由の話は面白かった。

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