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ISBN 10 : 4043944322
Content Description
貧しい開拓農民の家に生まれ、幕府に巨木を納入するまでになった磐城の材木商・片寄平蔵は、阿片戦争の現実に衝撃を受ける。アジアが欧米列強の植民地として狙われていること、清国に勝利したイギリスは小国ながら産業革命を成し遂げ、目覚ましい進歩を遂げていること。やがて西洋の先端技術を支えているのが石炭であることを知った平蔵は、国産の石炭を求めて炭鉱開発に情熱を注ぐ。歴史小説界の気鋭が日本人の底力に迫る長編。
【著者紹介】
植松三十里 : 1954年生まれ。静岡県出身。東京女子大学史学科を卒業後、出版社勤務を経て、7年間アメリカに暮らす。2003年、「桑港にて」(文庫版『咸臨丸、サンフランシスコにて』と改題)で第27回歴史文学賞を受賞し、以後、史料を丹念に踏査した骨太な歴史・時代小説の書き手として注目を集める。09年『群青 日本海軍の礎を築いた男』で第28回新田次郎文学賞を、『彫残二人』(文庫版『命の版木』と改題)で第15回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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しんごろ
読了日:2021/05/31
誰かのプリン
読了日:2017/06/29
y_e_d
読了日:2018/05/26
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