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おばさん48歳小説家になりました

植松三十里

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784490208511
ISBN 10 : 4490208510
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2013
Japan

Content Description

ファッション雑誌の編集部を寿退社して、イケメン亭主とアメリカへ。可愛い2人の娘に恵まれて、帰国後はアートっぽい建築事務所へ勤務。オッシャレーな人生がそのまま続くかと思いきや…人生、そんなに甘くなかった!!新人賞に44回も応募した修業時代、デビューはしたものの2冊目がなかなか出ないあせり、そして新田次郎文学賞受賞。ドタバタ取材行から家族との絆まで―笑いあり涙ありの植松劇場、ここに開幕。

目次 : 四十二歳からの本気のスタート/ デビュー後に立ちはだかった壁/ 妾を持つという土地柄/ 勝ち組人生なんて一生は続かない/ なぜか手を握られなかった女性たち/ ある日突然、新田次郎文学賞/ 取材に行くと休館日/ 出でよ昭和史のヒーロー/ 分け入っても分け入っても洗濯物の山

【著者紹介】
植松三十里 : 静岡市出身。東京女子大学史学科卒業後、出版社勤務、在米生活などを経て、平成15年『桑港にて』で第27回歴史文学賞受賞。平成21年『群青 日本海軍の礎を築いた男』で第28回新田次郎文学賞受賞、同年『彫残二人』で第15回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶんこ

    面白かったです。在米中に夫の大学内での小説講座に通い、いかに読み易い文章を書くかを学んだからか、こちらのエッセイは読み易かったです。夫と2人の娘さんとの家族仲が良いのも微笑ましい。作家になれたのが次女の登校拒否という、著者の人生での勝ち組真っしぐらだった人生での初の戸惑い。そういった事を正直に明かす姿勢にも共感しました。歴史の中で脚光を浴びていないけれど、頑張った人々を取り上げるというのにも拍手。著者作品はこちらを含めて3冊ですが、作品が出来るまでの経緯を読んで、他にも読みたい本がふえました。

  • 美登利

    昨夜のバタバタ騒動のなか読み終えました。植松さんという方を知りませんでしたがタイトルにひかれて。私のハンネと同じみどりさんなのも親近感アップ。割と勝ち組の生活から一転娘さんの登校拒否に悩みながらも小説家になりたくて、何度も応募。その努力に頭が下がります。バイタリティーあふれる人、あやかりたいものです。頑張ろうおばさんも!

  • パフちゃん@かのん変更

    植松さんは同年代。勝ち組まっしぐらのオシャレな人生から、小学校3年生の次女が転校をきっかけに不登校になり苦労した話。その苦労があったからこそ小説家になれたらしい。自分の子どもであっても人の気持ちを変えることは難しい。「うちの娘だったら許さないですよ」と言った編集者には到底理解できないような苦労をしたのだろう。でもその次女さんは結果的には個性的ないい娘に育ったそうで、植松さんの対応は間違っていなかったのだと思う。この人の小説は読んだことがないので読んでみよう。

  • Gummo

    いかにして歴史小説家・植松三十里は生まれたのか。著者初の書き下ろしエッセイ。あまり名前や業績が知られていない、陰の努力人に光を当てた作品を多く書かれていて、最近自分のお気に入りの作家さんの一人。母親として苦労した経験が作品作りに生かされているんだなぁ。娘さんと福井で越前ガニに舌鼓を打つくだりが面白かった。歴史小説を書く際に注意すべき点について書かれた箇所は、作家志望の方にとってはもちろん、歴史小説の良し悪しを見分けるポイントとして読み手の参考にもなりそう。未読の作品も読みたくなった。★★★★☆

  • kawa

    歴史事件の中で、無名な人や理解されていない人を取り上げて数々の印象的歴史小説を紡ぎ出す植松さん。読み友さんから教えていただいた本書は、作家になった経緯や創作の心構等を軽妙な語り口で綴ったエッセイ集。彼女の作品がマイ・ブーム、その中で出会えた一冊。本書から「読みたい本リスト」に8作ゲットで嬉しい悲鳴。数々の賞も取っている作家さんなのにも拘らず、「仕事を断ったら二度と依頼がなくなる」と言う危機感を持っているの言が意外。読み手としてはそんな作者の姿勢を受け止めて、本に向かわなくてはと改めて思わされる内容でした。

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