Product Details
ISBN 10 : 4569841929
Content Description
兵学者・吉田松陰の真髄、ここに極まる!そもそも松陰は長州藩の兵学師範であり、『孫子』は座右の書であった。その松陰が晩年に松下村塾で講義し、遺したのが『孫子評註』である。この書は、江戸期の『孫子』研究を集大成しつつ、欧米列強が迫る時勢もふまえて読み解いたものであり、まさに、松陰が生涯を懸けた本当の主著といえる。高杉晋作、久坂玄瑞ら松下村塾の教え子たちの維新戦略の淵源も、この『孫子評註』にあった。日本周辺の安全保障の危機がかつてないほどに高まる今、改めて手に取り、学びたい、日本人のための『孫子』研究の決定版。
目次 : 巻首 『孫子』の読み方、『孫子』の構造/ 始計第一 戦略情報分析と「千変万化極まりない」戦い/ 作戦第二 経済的側面の把握から長期持久戦へ/ 謀攻第三 「最上の戦い方は敵の謀を討つこと」/ 軍形第四 不敗の態勢をとり、勝機を待つ/ 兵勢第五 勢はつくりだすもの/ 虚実第六 「敵の実を避けて虚を撃つ」/ 軍争第七 「後に出発して、先に到着する」/ 九変第八 「利と害の両面を考える」/ 行軍第九 敵情観察と味方の掌握/ 地形第十 「彼を知り己を知れば、勝ちすなわち危うからず」/ 九地第十一 「死地に陥ればかえって生き延びる」/ 火攻第十二 何を「慎み」「戒める」のか/ 用間第十三 上智を半間(二重スパイ)にする/ 跋 再跋 他日あるいは一同に集える日があれば/ 補章 孫子の兵法と日中の政戦略
【著者紹介】
森田吉彦 : 1973年、神戸市生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。国際史、国際政治学、日本思想専攻。現在、大阪観光大学国際交流学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
やま
読了日:2019/05/24
式
読了日:2021/02/04
Yana Hashiguchi
読了日:2020/02/12
歩く人
読了日:2019/03/23
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

