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どすこい!

森埜こみち

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784337336582
ISBN 10 : 4337336583
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

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  • いつでも母さん

    『ぼくらが身につけているものは、まわしだけ。それが快感だった。』ふふ、好いじゃない!小学6年生の健太と凡の相撲奮闘記を面白く読んだ。物語は凡目線で進むが健太との友情物語でもある。ライバルは他校の強敵・豪だ。かつて力士で今は近所の駄菓子屋を営む「わしや」(しこ名は白頭鷲)に指導を受けたくても、そうは簡単にはいかない。その関わりも私の気持ちをくすぐるのだ。佐藤真紀子さんの装画や挿絵が物語の世界を上手く描いてそれも楽しい。駄菓子屋の『ことん』クリップのくじがとても懐かしく思い出した昭和ど真ん中生まれの私だった。

  • マツユキ

    小学校対抗の相撲大会で真壁豪に負けた凡と健太は、駄菓子屋の無愛想な主人が元力士だと知り、教えてもらおうとしますが…。相撲が盛んな地域で、自分たちで強くなろうと、あれこれ考えているのが、頼もしく微笑ましい。教室に通ったり、直に教えてもらうのとは違う濃厚な時間で、年下の子たちにとっても、そうだったんだろうな。小6の彼らがどうなるのか、想像するのも楽しかったです。

  • 雪丸 風人

    相撲に熱中する2人の小学6年生を描いた作品。地域にとんでもないライバルが現れたことでやる気に火が付いた彼らが、元力士の老人に教えを乞うために知恵を絞り、特訓に励みます。なかなか重い腰を上げなかった老人が、だんだん少年たちの熱意にほだされていくさまには思わず頬が緩みましたね。本人たちのがんばりもそうなのですが、団体戦で下級生それぞれの特徴に合わせて戦略を与える彼らの姿も良かったですね。とくに緊張する子に向けた「負けてもいい。だから、思い切っていけ」という助言は心に残りました。(対象年齢は10歳以上かな?)

  • 学校対抗の相撲大会なんて本当にあるのかなと思ったら著者の住む草加市は全小学校に土俵があり、コロナ禍前までは毎年6月に個人戦、11月に学校対抗の団体戦を開くなど相撲が盛んで、団体戦には約50チームが出場していたのだそう。その中の一つの小学校を取材して書かれたとのこと。土俵の上では、一対一、自分の身体と頭を使ってどうやって相撲をとるのか?元力士の駄菓子屋のおじいさんがなんとも良い味をだしており、子どもたちを見守り、育てる大切な役割を担っている。真壁豪のライバルとしての存在感もすごい。

  • 鳩羽

    地域のライバル校に相撲道場に通う強敵が現れ、なんとなく楽しく相撲をとってきた凡と健太は焦りを感じ始める。秋の大会の優勝旗を守るため、二人は相撲部を作ってもらえないか先生に掛け合ってみるが、実現しない。そんな時、商店街の駄菓子屋の「わしや」が、かつて力士だったと知り、二人はコーチを頼むが…。人付き合いが苦手で、怖い老人といった印象のわしやが、初めはけんもほろろにあしらい、だんだん子供達に付き合ってぞんざいにではあるが相手をし始め…という流れの微笑ましさがよい。素直な子供たちの素直な興味、素直な成長が眩しい。

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