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ほとけを造った人びと 止利仏師から運慶・快慶まで 文化史・誌

根立研介

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642057660
ISBN 10 : 4642057668
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「ほとけ」、すなわち仏像はいかなる人々によってなぜ造られたのか。止利仏師や定朝、運慶、快慶ら、飛鳥時代より鎌倉前期に活躍した仏師の姿や、彼らが率いた工房の活動を描き出す。仏像をより深く理解できる一冊。

目次 : 飛鳥時代の仏師(仏像製作のはじまり/ 止利(鳥)をめぐって ほか)/ 奈良時代の仏師(官営工房による造仏の時代/ 造東大寺司をめぐって ほか)/ 平安時代前期の仏師(造東大寺司廃止後の仏師の動向/ 官営工房系仏師の展開 ほか)/ 摂関期の仏師(康尚の時代/ 定朝の時代 ほか)/ 院政期の仏師(円派仏師の動向/ 院派仏師の動向 ほか)/ 鎌倉時代前期の仏師(慶派仏師の台頭/ 運慶の時代 ほか)

【著者紹介】
根立研介 : 1956年新潟県に生まれる。1980年京都大学文学部卒業。1981年京都大学大学院文学研究科修士課程中退。京都府教育庁指導部文化財保護技師、文化庁文化財保護部美術工芸課文化財調査官、京都大学大学院文学研究科助教授を経て、京都大学大学院文学研究科教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Shoji

    止利仏師が活躍した飛鳥時代から運慶、快慶の活躍した鎌倉時代を中心に仏師の姿や活動の様子、代表作などが概観されています。少々、学術的な本です。飛鳥時代から鎌倉時代までカバーしているためか、有名な仏師を掘り下げるのではなく、どうしても浅く広く書かれている印象が残りました。

  • ユウユウ

    ざっと速読なのであまり内容把握は出来ていませんが。写真少なめなので、美術全集などを手元に読みたくなる。この手の本なのに第2刷まで出てるところがすごい。

  • chang_ume

    仏師系譜から造仏体制の画期を追跡。止利仏師を例外として作者が匿名的な飛鳥・奈良期の官営工房体制から始まり、私的工房を率いて大規模造仏にあたる平安中期「康尚」の登場が、史料記載と造仏体制さらに僧綱位の画期とする。また定朝後のいわゆる正系三派(院派、円派、慶派)の成立と展開に関しても整理が行き届き、仏像史の基本文献となるだろう内容だった。個人的には奈良期から平安前期にかけての、仏像材質の変化、そして捻塑系から彫塑系への様式変遷が、和様成立の鍵ともなる画期と思われて、9世紀前後の造仏事業を知りたいところです。

  • heslkst

    仏師の流れがなんとなくわかった。 端々にある仏の写真が素敵だった。カラーならもっと良かったけど。 実物も見てみたいなぁ

  • むとうさん

    飛鳥時代から鎌倉前期(+その後)の所謂「仏師」の動向をまとめた本。最初に画工による制作から始まり、徐々に専門化していく。同時に仏師が僧籍を持つ、つまり「聖なる」存在として認知されていく…の最盛期で、この本は終わっている。この後徐々に仏師が世俗化、(ただの)職人化していくそうで、そういう意味では鎌倉前期が「末法」だったのかも…とか考えだすとチョット脇道にずれすぎかな。時の権力者との関係も大事だけれど、なんとなく興福寺の火災が多すぎて再興需要がバブル起こしてただけなんじゃと思ったり。火の用心。

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