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ISBN 10 : 4582769500
Content Description
明治から大正期に活動したアナキスト、大杉栄は社会の問題を常に考え、もがき、格闘し、人を、そして命あるものすべてを愛した。一九二三年に国家権力によって抹殺された大杉。百年が経過した現在もなお、一部の層による支配、差別や貧困問題、やりがい搾取、同調圧力など、大杉が打破しようとしていた課題が世の中にはびこっている。そんな時代に触れたい、大杉の魂の言葉。
目次 : 創作/ アナキズム/ 民衆芸術論/ 生物学/ アナキストどんなひと/ 労働運動論/ ロシア革命論
【著者紹介】
大杉栄 : 1885年香川県生まれ。社会運動家、アナキスト。東京外国語学校仏語科卒業。幸徳秋水らの影響を受け、社会運動に参加。『近代思想』や『文明批評』などを創刊し、無政府主義を論じた。主な著書に『自叙伝』など。クロポトキンやダーウィンの著書の翻訳も手掛けた。1923年9月1日の関東大震災に際し、伊藤野枝、甥の橘宗一とともに虐殺。享年38
栗原康 : 1979年埼玉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程満期退学。東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2024/01/13
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