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はたらかないで、たらふく食べたい

栗原康

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907053086
ISBN 10 : 4907053088
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
栗原康 ,  

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

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  • harass

    1979年生まれのアナーキズム研究者による評論エッセイ。著者自身のことや身の回りのことを中心に既存の経済社会のありかたに疑問を投げかける。思想家の引用などに意外性がある。問題意識がちょうど読んでいた坂口恭平にも似ている。反原発運動をする友人の嘆き「モテナイよね」道徳めいたことをいうやつはやっぱりそうだよね。「モテるため」にはどうすればいいかと頭をひねる著者。大杉栄伊藤野枝だけでなく高野長英や莊子、タランティーノまででてくる。面白く読めた。

  • FNS歌謡祭そっくりおじさん・寺

    アナキストの学者である栗原康のエッセイ集。これがとても面白い。文章はふざけているようで端正である。大杉栄や伊藤野枝の話は当然あるが、徳川綱吉や徳川吉宗、高野長英の話もあり、参考文献にみなもと太郎『風雲児たち』があったりして嬉しい。女の人にフラれた話や、年収80万なのに借金が600万以上あったり(奨学金によるもの)、故に親の年金を当てにして暮らしていたりと、相当に赤裸々な話も載せていて頭が下がる。実はこういうカッコ悪い姿の正直な記述は、読んだ誰かを救っていたりするものである。この人の本を読み進めようと思う。

  • 空猫

    題名に惹かれて手に取ったが働かないで食べるための方法論ではなかった←。著者は35才独身、非常勤講師…要は非正規で実家に両親と同居…社会から見れば信用はゼロだ。けれど金のために生活のために身を削って働く事が、消費する事がそんなに大事か、と噛みつく。生活水準が低いのは「自己責任」だと言われて暴動が起きないのは日本だけだ。「家」は豚を囲うと書く。基盤は家庭。家族のために夫は労働、女は家族の犠牲にという常識は国家戦略でしかない。自虐ネタを挟み、ゆるりとした文体ながら主張は熱かった。 世間の「当たり前」を疑え。

  • かおりんご

    エッセイ。頭がいい人の書く文章は、面白い。消費社会に暮らしていて、働かざるもの食うべからずな思想を植え付けられて育ってきたけれど、それって私が植え付けられた価値観であって、もちろん働かないでたらふく食べられたら、それはそれで幸せだと思う。好きなことだけして生きていく究極の形。働きたい人に働くなとは言わないが、働きたくない人に働けたいうのも違う。目から鱗の思考展開ができました。

  • ロア

    通勤電車の行き帰りでいっき読み。面白くて読んでて顔がにやけてしまい恥ずかしかった!(*ノдノ)

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