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カワセミ都市トーキョー 平凡社新書

柳瀬博一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582860498
ISBN 10 : 4582860494
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

カワセミが都心で増えている! 棲むのは東京屈指の高級住宅街──。カワセミと人間の関係を「小流域思考」で解き明かす、ベストセラー『国道16号線』著者の新都市論。

【著者紹介】
柳瀬博一 : 1964年、静岡県浜松市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、日経マグロウヒル社(現・日経BP社)に入社。「日経ビジネス」記者、単行本編集、「日経ビジネスオンライン」プロデューサーを務める。2018年より東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。23年、『国道16号線―「日本」を創った道』(新潮社)で手島精一記念研究賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

    (2025-148)「清流の宝石」と言われるカワセミ。環境汚染により、1970年代には奥多摩の清流でしか見られない幻の野鳥になった。ところが90年代になって環境の改善と共にカワセミは都心に戻ってきた。コンクリートで固められた神田川や目黒川でも暮らす逞しい野鳥になっている。著者は大学教授ではあるが、野鳥の専門家ではない。単なるカワセミファンの目線で書いた観察日記的な感もあるが、その分楽しく読むことができる。江戸時代から残る「古い野生」と今ある「新しい野生」の関係はなるほどなと思う。★★★+

  • 榊原 香織

    都心にカワセミが帰ってきたのは1980年代。 高級住宅街に住んでるのは、湧き水があるから(昔のお屋敷町)

  • おせきはん

    私も都内でカワセミを見かけたことは何度かありますが、どのように都内で暮らしているかを知らなかったこともあり、興味深く読みました。水辺を意識して見ると、カワセミに、もっと出会えそうですね。カワセミだけでなく、人間など他の生物のためにも、昔、屋敷だったところに残っている自然を大切にしていけるとよいとも思いました。

  • tom

    東京にはカワセミが住んでいる。住んでる場所は例えば渋谷川の左右の台地、渋谷・青山・代官山・恵比寿・広尾の人気高級住宅街、白金自然教育園周辺の高級住宅街などなど。コロナが始まってから、カワセミ観察を始めて2年。発見したのがこの事実。どうしてなのかを考察した本。これらの土地は、いずれも「小流域源流の谷地形」をしている。水があり、小高く、住むのにも守るのにも適切な場所。だから、昔から権力者が住む場所になっていた。そしてカワセミが狩りをするにも適切な場所。だから、カワセミは高級住宅地に居つく。なるほど説得力あり。

  • bapaksejahtera

    引退して郊外に住むと、長駆散歩の際にカワセミを時々見る。一日得した気分で過ごせる。河川汚濁で東京から後退したカワセミの生息域が回復して、山の手の旧華族屋敷跡の公園化した池等で観察できるようになった。本書はそれらの状況を脚で稼いだデータを以て細かく示す。現役の頃、日比谷公園に行くと池の周りで工事人夫が電動ドルで騒音を立てる直ぐ側で青鷺が狩りをしているのを見かけた。その時同地ではカワセミは見かけなかったが、今では生息が確認されている。億劫で長歩きができなくなったが、後楽園や六義園でのんびり観察でもしてみたい。

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