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テレビ番組制作会社のリアリティ つくり手たちの声と放送の現在

林香里

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784272331079
ISBN 10 : 4272331078
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

関係者へのインタビューを軸に、不可視化されてきた現場の実態に迫る。テレビ局との序列構造、視聴率至上主義、「工場」と化す制作の現場、そのなかで「やりがい」を追求する制作者たち…浮かび上がる放送の現在と課題。

目次 : 序章 本研究のねらい―番組制作会社から考える日本のテレビ/ 第1章 制作会社の誕生と展開―テレビ制作の現場で/ 第2章 制作現場の日常風景/ 第3章 番組制作者たちの軌跡と仕事への意識/ 第4章 「地方」の制作者たちの日常風景とキャリア/ 第5章 番組制作現場のジェンダー・アンバランス/ 終章 テレビ番組制作会社と制作者たち―課題と展望

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • スプリント

    アニメ業界もそうですがテレビ関連の業界の労使環境は著しく遅れているのはなぜだろう。

  • kenitirokikuti

    図書館にて、ざっと読んだ。ジェンダーとコミュニケーションネットワークが取り組んだ共同研究。テレビ関係の研究は、放送制度や作品としての番組論が多く、「局」単位にフォーカスされていた。番組制作会社を扱ったのはメディア総合研究所だが、同所のアンケート調査も2011年で止まっている▲「ポリティカル・エコノミー研究」。コントロールとサバイバル。

  • Kolon

    テレビ制作会社の労働実態調査を通じて業界の不条理に迫った著書だ。 テレビ業界は放送局を頂点とするカーストがあり不条理な現実もある。しかし他業種でも同様でテレビ業界が特別な訳ではない。 制作会社で働く人たちの多くに共通するのは良い番組を作り社会的にも意義のある発信したいということが優先するということだろう。従ってドキュメンタリー番組を指向する人たちが多いようだ。 一方制作会社のビジネスモデルはそれとは真逆だ。 この辺りについては言及はなかったのは書き手側の限界とも言えるだろう。

  • chuji

    久喜市立中央図書館の本。2022年8月初版。書き下ろし。昔TV子だったオイラは今リアルタイムで観るのはスポーツ中継だけで、観たい番組は録画してCM飛ばしで観る位です。昔は報道の○○、ドラマの○○、スポーツの○○等の個性があったが、今どのチャンネルも差違がない。番組制作会社のコメント「われわれにとっては、テレビ局はお客さんなんですよね。番組的に言うと、お客さんは視聴者なんですけど。」当たり前のことですが、眼から鱗でした。

  • hirokoshi

    テレビ番組を作ってる人たちとテレビ局の社員の収入に乖離があるのは、テレビ局の主な仕事は番組を作ることじゃないから…?

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