あきらめる勇気 「見えなくなった」僕を助けてくれたのは

見えなくても、今日も世界は美しい！　難病で視覚を失った著者が、「見えない」世界を伝える。笑って泣いて、ほっこり癒される。視覚障害者の現実と、何気ない豊かな日常を綴るエッセイ。

《目次》
序章　未来に向かって
1章　ドット
　　松茸御飯
　　日　陰
　　絵日記
　　ドット
　　スペイン料理
2章　恐怖心
　　最高の朝
　　深呼吸
　　雷　雨
　　ええ勘してるんですけど
　　父と娘
　　恐怖心
　　イルミネーション
3章　一〇センチ先
　　手
　　ランドセル
　　桜
　　ごんぎつね
　　意地悪ばあさん
　　一〇センチ先
　　やせ我慢
　　畑
4章　白杖でつんつん
　　お弁当
　　ソーメン
　　仲　間
　　水たまりの青い空
　　ラグビー
　　トラック
　　エスコートゾーン
　　白杖でつんつん
5章　雑　草
　　チューリップの球根
　　一　流
　　視覚障害者ガイドヘルパーの日
　　土砂降りの雨の日
　　一期一会
　　ウナギ
　　雑　草
あとがき

【著者紹介】
松永信也 : １９５７年、鹿児島県阿久根市生まれ。現在、龍谷大学、京都福祉専門学校、京都ＹＭＣＡ国際福祉専門学校、そのほか高校・大学などで特別講師、非常勤講師を務める。日本視覚障害者団体連合・同行援護事業所等連絡会会長、京都視覚障害者支援センター理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）