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イギリス文学と映画

松本朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784384059304
ISBN 10 : 4384059302
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

イギリス文学と映画との多様な関係を、アダプテーション研究の立場から精密に読解する。代表的イギリス文学作品とその映画版との比較研究を行う第1部と、一定のテーマやジャンルの観点から複数の作品を論じる第2部、そして全12のコラムから構成。

目次 : いま、新たに「イギリス文学と映画」を学ぶために/ 第1部(オリヴィエの『ハムレット』とシェイクスピアのことば/ 疾走するフライデー、あるいは映像の誘惑―ルイス・ブニュエルによるダニエル・デフォー『ロビンソン・クルーソー』のアダプテーション/ 反復と差異の歴史性―ヘンリー・フィールディングの『トム・ジョウンズ』とトニー・リチャードソンの『トム・ジョーンズの華麗な冒険』/ ポストフェミニズム時代の文芸ドラマ―ジェイン・オースティン『高慢と偏見』と1995年版BBCドラマ/ 呼びかける声に応えて/抗って―シャーロット・ブロンテとキャリー・フクナガ監督の『ジェイン・エア』 ほか)/ 第2部(舞台から映画へ―ミッシング・リンクとしての19世紀大衆演劇/ 時間旅行から「ポストヒューマン」まで―イギリスSF小説の伝統と映画の交錯/ ゴシック小説からゴシック映画へ―“怪物”の示しうるもの)

【著者紹介】
松本朗 : 上智大学文学部教授

岩田美喜 : 立教大学文学部教授

木下誠 : 成城大学文芸学部教授

秦邦生 : 青山学院大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 斉藤フィオナ

    個別の作品についての考察が16章、特定のジャンルについての考察が3章。英文学専攻の研究者たちによる論文集。がっつり読み応えあり。R.オリヴィエの「ハムレット」やブニュエルの「ロビンソン・クルーソー」などよく知らない作品からスタートしたがJ.オースティン、ブロンテ姉妹、ホームズやテス、マイ・フェア・レディ、地獄の黙示録、つぐない・・・と、そこそこ小説もその映画作品も馴染み深い題材に興味深々。それぞれのアダプテーションについての考察も様々な角度があり、通年でこの講義があったら社会人入学して受講したい。

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