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ISBN 10 : 4480073787
Content Description
アメリカの社会、政治、外交を考える上で、宗教、すなわちキリスト教の役割ははずせない。伝統的なキリスト教が衰退する一方で、プロテスタントの非主流派「福音派」が政治化・多様化し、それがトランプ前大統領誕生へとつながり、世界に大きな影響を与えたのだ。福音派の歴史や信仰から現代社会に与える影響、アメリカでの宗教ロビーの役割をわかりやすく解説。新型コロナ感染症に対するカトリック、福音派の動きや、二〇二〇年大統領選挙に与えた影響も盛り込む。
目次 : 第1章 トランプ再選の鍵を握っていた「福音派」/ 第2章 「神の国アメリカ」で高まる宗教ナショナリズム/ 第3章 いつから宗教票が大統領選挙で重視されるようになったのか/ 第4章 宗教ナショナリズムが動かすアメリカ政治/ 第5章 世界の宗教リーダーを目指すアメリカ「宗教の自由」外交/ 第6章 「宗教と科学」の対立は、アメリカをどう動かすか
【著者紹介】
松本佐保 : 名古屋市立大学人文社会学部教授。1965年神戸市生まれ。1988年聖心女子大学卒業。1990年慶應義塾大学大学院修士課程修了。1997年英国ウォーリック大学社会史研究所博士課程修了。Ph.D.取得。2012年より現職。専攻は国際政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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