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編集宣言 エディトリアル・マニフェスト

松岡正剛

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784875025696
ISBN 10 : 4875025696
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan

Content Description

編集とは世界と向き合うことである。そこには方法の発見があり、関係の発見がある。8/12逝去の工作舎初代編集長松岡正剛が、『遊』時代に綴った編集エッセイを緊急追悼出版。

【著者紹介】
松岡正剛 : 1944年1月25日、京都室町に生まれる。実家は悉皆屋型の呉服屋。「正剛」の名は、父親の「他人に殺されるくらいの気概の持ち主になれ」との思いにより、中野正剛より採られた。三歳で東京日本橋に転居、さらに京都、横浜へと住まいを移し、高校時代は九段高校で『九段新聞』、大学では『早稲田大学新聞』の編集に携わる。早稲田大学文学部中退後には、高校生向けのタブロイド誌『the high school life』の編集長を務めた。1970年6月より雑誌『仮面』の創刊準備をスタートするが、刊行直前に発行元の仮面社が活動休止。『仮面』は『遊』と改称され、1971年4月に『遊』の制作発行母体として工作舎を設立する。1982年、『遊』休刊とともに独立し、1987年に編集工学研究所を設立。「生涯一編集者」として疾走を続け、2024年8月12日、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 阿部義彦

    発行日2024年10月30日。8月12日、松岡さんが最後の眠りについた。オブジェマガジン『遊』から始まった工作舎と言うマイナー出版社の立ち上げ。その時代の松岡編集術を一冊に凝縮。その本がここに復刻されました。工作舎のシンボルロゴマークの土星は明らかに稲垣足穂からの影響でしょう。そんな遊学する編集のエキスがここに有ります。兎に角、雑誌『遊』そのものを、1号だけでも良いから復刻して欲しいと切に願います。古本屋でも見かけた事皆無です。私と正剛さんとの出会いは『遊』二期の増刊号と筑摩書房の「フラジャイル」でした。

  • 不純文學交遊録

    昨年8月に亡くなった松岡正剛氏。古今東西の知の世界を縦横無尽に駆けるオブジェマガジン『遊』を創刊し、編集工学という言葉を生み出した。特に「ルビとフリガナ」の一節が興味深い。セイゴオ氏は文字通り博覧強記の人であったが、工作舎のメンバーは全員が肩書も専門もないアマチュア集団だった。数多くの魅力的な本を世に送り出した工作舎だが、フィリッチョフ・カプラ『タオ自然学』やライアル・ワトソン『生命潮流』といった疑似科学本に一定の権威を与えてしまった罪もまた否定できない。

  • Tenouji

    そっか、編集自体が、イノベーションなんだ。

  • vivahorn

    松岡正剛が8月にお亡くなりになった。その後、書店で追悼コーナーができて、その場にある書籍を全部購入した。10月には本書が出て、ユリイカでは11月号に特集が組まれた。 正剛とは大学時代に雑誌「遊」で出会った。その頃は正剛を神と崇めた。神保町で正剛の著書を集めまわるも本業の仕事が忙しくなり、徐々に疎遠となって行った。そして8月の訃報。書店の追悼コーナーで多くの著書を購入したものの、集めるのには限界があった。しかし本書はネットで簡単に入手できた。今後はネットを駆使して正剛の世界に再突入したい。

  • Go Extreme

    真の遊びはきびしさの中にある信念 物質学・観念学詰まった『遊』の本質 『遊』、その往来と交感 カミとヒトの交感を象徴する遊び 芸から闘争へ 著者と版元の間を守る芸者時代の終焉 太初にあり未来に放たれる類と例 類と例の実践としての編集作業 外来魂を迎え入れる新しき依代「本」 魂とメディアと我々の間の「間」 「対」をはらむ充実空間「間」 同時に二度見て繋げる「見分」の思考 浮世絵「見立」に通じる編集手法 本質を突く「間に合わせ」という省略 時機を捉える「間のエディトリアル」 しなやかな「脇見をする猫」の態度

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