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世界のほうがおもしろすぎた ゴースト・イン・ザ・ブックス

松岡正剛

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794980106
ISBN 10 : 4794980108
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan

Content Description

正体不明という生き方。
「ぼくが目指したことは、すべて編集です」
異能の編集工学者が謎に包まれたその生涯と秘策を一気に語り明かす。
ロングインタビューによる、最初で最後の「自伝」。

「若者の教祖」「知の巨人」「博覧強記」――。
あらゆるレッテルを嫌い、「生涯一編集者」であることに徹した松岡正剛。
その歩みは理科少年の時代[ころ]に抱いた自己同一性への疑問に
始まっていた。
十数時間におよぶ、生前最後にして初の自伝インタビューを完全再録。
また付録として、未発表稿及び年譜を掲載。

【本文より】
「遅ればせ」ということを、わりに早くから自覚していたんです。あえて遅滞する、
遅延するということです。ふつう遅れるというのは、とろいこと、才能が発揮しに
くいとか、コミュニケーション能力がないということです。でもぼくは「遅ればせ」
がいいんだと思ってやってきた。こういう感覚は若いころからありました。おそら
くぼくが編集に関心をもったことにも関係していたんだろうと思います。――

【目次】
第1章‥‥正体不明のゴースト
第2章‥‥「世界」のおもしろみとメディアへの憧れ
第3章‥‥アルス・コンビナトリア事始め
第4章‥‥すべてはアナロジーのために
第5章‥‥編集工学の胎動と脈動
第6章‥‥編集の国から生まれた学校
第7章‥‥歴史の網目のなかで千夜千冊を紡ぐ
第8章‥‥虚に居て実を行う
◆松岡正剛年譜

【著者紹介】
松岡正剛 : 編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。生命・歴史・文化にひそむ仕組みを「編集」の観点でとらえ、方法的に用いて新たな仮説や問いを創造する「編集工学」を確立。2000年よりインターネット上でブックナビゲーションサイト「千夜千冊」を連載、2018年より文庫シリーズ「千夜千冊エディション」30冊刊行。2024年8月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 阿部義彦

    晶文社から25年8月18日初版 伝説の雑誌『遊』(不定期刊)を作った本の妖怪、松岡正剛さんが生前朝日新聞の連載コラムの為に受けたインタビューを再構成したのに、未発表の原稿を加えました。松岡正剛さんは自分の昔の事や家族の事など、およそプライベートな事はほぼ語らず活字にもしていませんので、これが最初で最後の自伝本代わりです。私も結婚して子供が居ないのは分ってましたが、奥様が誰だったのかはこの本ではっきりしました。(自分の想像どうりでした)そして巻末には初めて出る公式の年譜が。虫と鉱物、電気好きの少年でした

  • ばんだねいっぺい

    改めて、多大な影響を受けているなと確認したような感覚。惜しい人をなくしてしまった。水平思考を促すような連想ゲームのようなうねりのある文章をひとりでにいろいろなことを思い浮かばせる仕掛けとなっている。

  • junne

    松岡正剛は校正も厳しかったと聞いたことがあるが、存命であればBBキングとキング牧師を間違ってるところがそのまま残っちゃうようなことはなかったであろう

  • やまかわ

    編集という方法にこだわることをようやく理解できた 中身に終始することは面白くない、という話もあり

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