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商人道ノスヽメ

松尾匡

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894346932
ISBN 10 : 4894346931
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2009
Japan

Content Description

「武士道」から「商人道」へ。グローバル化、市場主義の渦中で、「道徳」を見失った日本人に贈る、開かれた個人主義原理=「商人道」のすすめ。全ビジネスマン必読の1冊。〈受賞情報〉河上肇賞奨励賞(第3回)

【著者紹介】
松尾匡 : 1964年石川県生まれ。1987年金沢大学経済学部卒業。1992年神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。1992〜2008年久留米大学教員。2008年より立命館大学経済学部教授。専攻・理論経済学。論文「商人道!」で第3回河上肇賞奨励賞受賞(2007年度)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • きいち

    まさにそう!と何度も膝を打った。商売人の家に育って、今もあまり上下関係がない組織で仕事してることもあって、日本は武士道の国と言われるたびに違和感を感じてきたから、こうやって論理的に説明してもらえたのはとてもありがたい。◇「仲間を守る忠実」か「正義を守る誠実」か。何を偽善と感じるかの違いはかなり行動を規定する。先に読んだ『テトリスエフェクト』でのソ連との交渉で任天堂アメリカの3人は誠実を優先し交渉相手に西側のルールを教えたが、仲間派のアメリカ人から見れば裏切りに見えただろう。日本人論にしてしまう必要はない。

  • 活火山

    経済書や日本文化論というよりは、思想的なエッセイ。身内に閉じた集団原理(武士道)ならぬ、開放的な個人主義としての商人道が、日本の歴史に伏流している。これからの世界を生き抜くにはその側面を活用しようという主張である。主張自体は、それなりに説得的であるが、データの押さえ方にしろ、議論の展開にせよ、同じ作者の経済書ほどの切れはない。人文系の思想書では、いまだに市場経済=新自由主義と一息に結論づける傾向が強いが、それに対する解毒剤にはなる。作者による、近江商人についてグライフのような分析を読んでみたい。

  • りっちー

    ネトウヨ、荒らしは、明治政府が国策として社会に武士の規律を導入し、商人の規律を導入しなかったから。

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