松原隆彦

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宇宙論の物理 下

松原隆彦

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Product Details

Genre
：
Sciences&Physics
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784130626163
ISBN 10 : 4130626167
Format
：
Books
Publisher
：
東京大学出版会
Release Date
：
December/2014
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
松原隆彦 ,  

Content Description

物理的基礎を第一原理から学ぶ。宇宙論を学ぶために必要な数学的手法もくわしく展開。独習書としても最適なていねいな解説。

目次 : 第６章　相対論的運動学（相対論的分布関数と巨視的変数/ ボルツマン方程式　ほか）/ 第７章　線形摂動論（アインシュタイン方程式の線形近似/ ゲージ変換とＳＶＴ分解　ほか）/ 第８章　インフレーション理論と初期密度ゆらぎ（インフレーション理論/ スカラー座ゆらぎの生成　ほか）/ 第９章　線形摂動の時間発展（ゆらぎのモード分解/ 単成分系におけるゆらぎの進化　ほか）/ 第１０章　諸成分の線形進化（諸成分ゆらぎの近似的進化/ 諸成分ゆらぎの初期条件　ほか）

【著者紹介】
松原隆彦 : １９９０年京都大学理学部卒業。１９９５年広島大学大学院理学研究科博士課程修了。京都大学基礎物理学研究所、東京大学大学院理学系研究科、ジョンズホプキンス大学物理天文学部などを経て、名古屋大学大学院理学研究科准教授。博士（理学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • BIN

    読了日：2024/08/22

    下巻では相対論的運動論、線形摂動論を元にインフレーション理論や初期密度ゆらぎの線形進化が述べられています。丁寧に追えばついていけると思いますが、なかなかボリュームが多く、変数も多くて混乱しやすいので、ちゃんと学ぶながら腰を据えてやらなきゃいけないですね。ゆらぎのところは宇宙論パラメータはかなり多いものの、それより多いデータについて理論値に近い値を示している点は素晴らしいものです（かなり近似しているのに）。宇宙論はそんなに読んでないですが、ここまで詳しいのは珍しいような気がします。

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