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なぜか宇宙はちょうどいい この世界を創った奇跡のパラメータ22

松原隆彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784416620380
ISBN 10 : 4416620381
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

宇宙が誕生した瞬間、すべての物理法則は生命に都合のいい世界になるよう調整された。宇宙の法則をイラストとともに解説する。


【著者紹介】
松原隆彦 : 高エネルギー加速器研究機構、素粒子原子核研究所・教授。博士(理学)。京都大学理学部卒業。広島大学大学院博士課程修了。東京大学、ジョンズホプキンス大学、名古屋大学などを経て現職。主な研究分野は宇宙論。2012年度日本天文学会第17回林忠四郎賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rosetta

    最近ハマっている松原先生。宇宙はなぜこのようなあり方をしているのだろうか?科学はそれに応えることができない。科学にできるのは実際このようなあり方をしているということを説明するところまでだ。宇宙には色々なパラメータがある。光の速度とか重力定数とか、この本では22のパラメータが取り上げられてる。これらはそのどれかが少しでも違った値をとっていたら宇宙が成り立たなくなるほど微妙で絶妙なバランスに配されている。星が誕生しなかったりしても寿命が短すぎて生命が生まれなかったりいきなりブラックホールになってしまったり。→

  • haruka

    宇宙を支配する物理法則、その理由なき値はなぜこれほどまでに人間にとってちょうどいいのか?光速度、重力定数、プランク定数など22の奇跡的値。途方もないスケールの中のとんでもない微調整!特にダークエネルギーの有力候補、宇宙定数Λは想像を絶する微調整。どんなに少なくとも10の123乗個以上の宇宙が生まれなきゃ説明がつかない微調整。他の物理法則も考慮すると10の500乗の宇宙が必要。(ちなみに宇宙にある陽子と中性子の数が10の80乗) やっぱり宇宙は無数にあるに1票。シミュレーション宇宙よりも私はしっくり来る。

  • spatz

    物理法則の数についてかいてありました。 むずかしすぎでした。 いちおうざらっとよみきりました。 (14歳男子)

  • とく だま

    宇宙が存在するための値だけどね、我々知的生命体が生まれるために必要な値でもある。重力から揺らぎまでのパラメータは、なぜその値かは明らかでない。人が存在するための値を得る可能性はゼロと思う?!でも、なぜか存在する?? 大体が時間も空間もない0が本体なんだよね。人はそこに神を見いだすのだろうか? 私は神を信じない・・だって奇跡の中にいる人たちが苦しみ喘いでいるのだから

  • akiakki

    元が連載をまとめた本なので、22個のパラメータの詳細は十分に説明されていない。なので「電子の質量が陽子+中性子より大きかったらどうなるか。ベータ崩壊は起こらない世界になる」と結果のみ記載されており唐突感を感じる。電子・陽子・中性子なんてそれだけで本が書けるのだから仕方ないか。

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