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旅するカラス屋

松原始

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758413763
ISBN 10 : 4758413762
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
松原始 ,  

Content Description

動物行動学者・松原始先生が世界地図を見ながら考えるのは、「ここに行けば、どんなカラスがいるのだろう」ということ。調査のために奥秩父や屋久島を駆け回り、憧れのワタリガラスを求めて冬の知床へ飛んでいく。音楽の街ウィーンでもマレーシアのジャングルでも、カラスを探し歩く。カラス愛と探究心に溢れる「カラス旅」記。

目次 : はじめに さあ、カラスづくしの旅へ/ 第1章 調査のためのカラス旅(カラス訪ねて山々へ/ 世界遺産屋久島山頂域へ)/ 第2章 学会もまた旅である(そもそも学会とは/ 東欧に暮らすカラスたち)/ 第3章 カラス旅での出会い(知床のワタリガラス/ 世界のカラスを知る旅へ/ 北欧のカラス)/ おわりに 旅はまだまだ終わらない

【著者紹介】
松原始 : 1969年、奈良県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。専門は動物行動学。東京大学総合研究博物館・特任准教授。研究テーマはカラスの生態、及び行動と進化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

    (2023-23)【図書館本】松原さんの旅日記。カラスを求めて西へ東へ。屋久島、知床、マレーシアにスウェーデン。私も鳥屋の端っこの方にいるから世界各地に鳥を見に行きたい気持ちはわかるし、海外出張でちょい時間があれば公園を散歩して現地の鳥を見ることもある。でもマレーシアのランカナイ島にまで行って、アカガシラサギもアオショウビンもバーダーの憧れオオサイチョウもいるのにスルーして見るのがハシブトガラス!そりゃあ現地ガイドの人もサイチョウを見に来たと思うよねえ。今回もカラス愛に溢れる一冊でした。(笑)★★★★

  • yukision

    カラスの調査や学会などで訪れた地でのカラスとの交流?を記した旅行記。旅先でのグルメや出会った人たちとの交流も楽しめたが、どんな時にも常にカラス探索のアンテナを張り続ける著者の情熱は素晴らしい。カラスといっても所変わればカラスも変わる。ワタリガラスの鳴き声はカッポンカッポン!?ハシブトガラスとハシボソガラスの鳴き声の違いにも注意して聞いてみたい。

  • トムトム

    生物学の人たちってお酒好きが多くて好き!旅先での出来事や、もちろんカラスのお話がてんこもりです。気の合う仲間とフィールドワーク、楽しそうです。フィールド好きでも「気の合う」仲間はなかなか難しい。なぜならみんなゴーイングマイウェイだから。自由人同士で何の気も遣わずにいられるのは、いいよね♪

  • ローレンツ🐾

    松原先生と一緒に旅行に行った気分になれる! 土地が変われば当然そこに棲む生物の環境や生態も異なってくる。実際に同じ種の生物でも行動がかなり変わってくるようだ。これは実に面白い! いやぁー、ニシコクマルガラス…逢いたいなぁ〜!

  • tosca

    「カラスの教科書」以来、松原さんには興味がある。今回はカラスを求めて訪れた国内外の旅行記みたいな感じ。勿論、普通の旅行記であるはずがない。凍結した山道やら熊の出てくるような森に入ったり、マレーシアの炎天下を長時間歩いたり、かなりワイルド、動物行動学者って本当に体力勝負なのだなぁ。学会等も含めての旅先での楽しみは、やはり地元の旨い物と酒だというカラス先生に親しみが増す。知床へのカラス探しの旅の章で、鳥影に目をやるとオオワシで、「チッ、ワシかよ」と希少動物に罰当たりな呟きをした自分を戒めるクダリに笑った

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