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かはたれ 散在ガ池の河童猫 福音館文庫

朽木祥

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834086201
ISBN 10 : 4834086208
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

河童族の生き残りが暮らす散在ガ池。一番小さい浅沼には、「八寸」というこどもの河童が、ひとりぼっちで暮らしていた。人の目から身を隠す修業のため、猫に姿を変えて人間の世界に送りこまれた八寸は、母親を亡くしたばかりの麻という女の子の家で暮らし始める。ユーモアと感動に満ちたファンタジー、待望の文庫化。

【著者紹介】
朽木祥 : 1957年、広島市に生まれる。被爆二世。上智大学大学院博士前期課程修了。本作『かはたれ』(福音館書店)で児童文芸新人賞、日本児童文学者協会新人賞ほか受賞。『風の靴』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞、『彼岸花はきつねのかんざし』(学研プラス)で日本児童文芸家協会賞、『光のうつしえ』(講談社)で小学館児童出版文化賞ほか受賞、『あひるの手紙』(佼成出版社)で日本児童文学者協会賞など、受賞多数

山内ふじ江 : 1946年、栃木県に生まれる。東京芸術大学油絵科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 春の本

    カッパが猫に変身するのが面白い カッパと猫は似ているのか 滝先生と女の子の麻は見えないものが見える人なのか 麻とカッパ 犬のチェスとの触れ合いがいい 麻が見えるものは本当に綺麗なのか 綺麗と先生が言ったから綺麗だと思っているだけではないのか その気持ちは分かる 人がこう言ったからこうと言うものでは無い ファンタジーで少し不思議な話 麻は優しい子だと思った

  • ぱせり

    『かはたれ』が福音館文庫になった。この季節にうれしい涼やかな表紙。単行本より詳しくて美しい地図がついているのも魅力的。 物語には「聞こえない音楽」という言葉が出てくるが、この物語は、読むというよりも聞こえない音楽を聴いているようだ。これはきっと目で聴く音楽。そして文字で見る絵。

  • azuno

    なんて美しいお話なんだろう。朽木さんは過去3作ほど読んでいたが、なんとこれがデビュー作でしたか。新作(もしくは直近作)かと思って手に取ったが、「待望の文庫化」と言う事だったのでした。(通常の文庫サイズよりはちょっとでかいけど。)巻頭と巻末の絵地図がなんとも嬉しい。なんにせよ、たまにはこういう本を読まないといけません。今夜は満月。少し月の光を浴びました。

  • kyoko

    最初の方は河童の八寸が可哀そうなかんじだったけれど麻やチェスタトンに出会って人間と河童と犬なのに何を思っているのかわかり合える関係になって・・・ひとりじゃないって思えるって幸せなことなんだな。

  • みい

    あったかくてきれいで優しいお話。めちゃ泣いてしまった。

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