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離島の本屋 22の島で「本屋」の灯りをともす人たち

朴順梨

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907239039
ISBN 10 : 4907239033
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
朴順梨 ,  

Content Description

北は礼文島から南は与那国島。誰もが知る小笠原諸島から、地元民だけ知る家島まで―22の島で「本屋」に灯りをともす人たち。

目次 : 「本屋」がない島で「本を手渡す」人たち―小笠原諸島(東京都)/ 昭和のレジが活躍する それが「島の本屋さん」―伊豆大島(東京都)/ 昔懐かしい紙芝居が今日も物語を紡いでいます―中通島(長崎県)/ 図書館司書にして書店員 日本最北端の「本の窓」―礼文島(北海道)/ みんなのための一冊 ひとりのための一冊―生口島(広島県)・弓削島(愛媛県)/ Uターン青年と築100年の本屋―周防大島(山口県)/ 「おもしろい本は意外に売れないんだよね」―江田島(広島県)/ 島の本屋の存在理由はそこに「ある」ことと見たり―篠島(愛知県)/ 本屋がない島の「自宅内図書館」奮戦記―与那国島(沖縄県)/ 書店発ディスコ経由書店行き変遷を支えた家族の力―与論島(鹿児島県)/ 野菜もらって、パンク修理して人が集まる本屋さん―八丈島(東京都)/ 隠岐の本屋にある隠岐の本が一番いい。―島後島(島根県)/ 本屋が島にやってきたYa!Ya!Ya!―北大東島(沖縄県)/ おもちゃと本と文具に雑貨 まるでタイムカプセル―家島(兵庫県)/ 100年続く書店の50年続く夫婦、ふたりの間にはいつも本が―大三島(愛媛県)/ 島と本との出会いで自分を見つめ直すきっかけに―奄美大島(鹿児島県)/ 異業種参入の女性店主 伊豆の島で腕まくりするの巻―新島(東京都)/ 静かな島にたたずむやさしく静かな本屋たち―小豆島(香川県)/ 博多の北、釜山の南 国境の島の本屋―対馬(長崎県)/ 亜熱帯の島 香り立つ本屋たち―沖永良部島(鹿児島県)

【著者紹介】
朴順梨 : 1972年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、テレビマンユニオンに参加。雑誌編集者を経て、フリーライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ

    離島にある限られた本。皆が持ち寄り本が集まり、そこが図書室となる。連載本が欠けていたら、本土に行った人が買い揃える。それぞれの好みで並ぶ本棚は、住民愛が詰まっている。…ネットや電子書籍の波に押されている中、継続の難しさを痛感。人々は紙の本に親しみを感じている。物語は人を惹き付ける力を持っている。この読書メーターも本好きが集まり、各々の本を持ち合い、紹介し合いながら世界を広げている。離島の本屋に相通ずるものがある。…誰かに読んでもらえば、本は生きると思うんです!そう、明るい場所にはきっと、人が集まって来る。

  • Willie the Wildcat

    ”屋”は商いではなく、”集いの場”という読後感。印象的なのが、”図書館”。シンガポール赴任時代の日本人会図書館を、もれなく彷彿。老若男女、国籍も超えて助け合う。文字が好きだから、ただそれだけ。島の地図や書店の方々の写真や銘品からも、1人1人の”愛情”が滲む。少子高齢化などの課題は無論無視できないが、「文字は無くならない!」って何処か勇気づけらえる。

  • けんとまん1007

    本の価値は、やはり手に取って読むことだと思う。いろいろな媒体はあるが、やはり、手触りや重さを感じながら、ページをめくることがいいのだ。本はそれなりに読むほうだと思っているし、実物を目にした時の嬉しさがある。本屋さんが減ってきている今、離島であっても、ニーズは同じくあると思う。その中で想いを持ちながら、努力されているのは、敬意を表する。

  • ばりぼー

    日本には6000以上の島があり、人口5000人以上の島には大抵『本屋』がある。本のある所は地元の人が集まる場所であり、子供達の娯楽スペースであり、旅人にとっては最も役立つ旬の地元情報の得られる場所である。大島空港まで飛ぶ10人乗り飛行機「アイランダー」は、「風が強い日は絶叫マシーン並みに楽しめますよ。でも今までに落ちたことはないから」って、筒井康隆「五郎八航空」じゃないですか(笑)。「何が何冊売れたか、ではない。誰がどの本を持っているのか。それを知ることが、伊豆大島では皆の幸せを作る素になっているのだ。」

  • それいゆ

    同級生が経営している小さな書店が掲載されているのを偶然発見したので手に取りました。本で紹介されると実際よりも立派な感じがします。女店員さんたちもいつもより美人に見えます。気のせいでしょうか?伊豆大島の元町三丁目の本屋さんも紹介されていますが、被害がなかったのだろうか?と心配です。

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