Books

日本の指揮者とオーケストラ 小澤征爾とクラシック音楽地図 光文社新書

本間ひろむ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334104467
ISBN 10 : 4334104460
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan

Content Description

指揮者は一切、楽器に触れない(演奏しない)不思議な音楽家だ。(中略)自分では直接手を染めない、という点において、指揮者は映画監督、サッカーや野球の監督、もしかしたら最高経営責任者や投資家のみなさんにも近いのかも知れない。(「まえがき」より)明治時代以降の黎明期からヨーロッパに渡った先駆者たち、そして小澤征爾や新世代の指揮者まで。それぞれの個性が炸裂する指揮者とオーケストラの歩みと魅力に迫った一冊。

【著者紹介】
本間ひろむ : 1962年東京都生まれ。批評家/アーティスト。大阪芸術大学芸術学部文芸学科中退。クラシック音楽評論など文筆活動のほか、作詞作曲も手がける。新聞・雑誌への寄稿のほか、ラジオ出演も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • きゃれら

    日本にクラシック音楽がやってきてからの歴史をオーケストラを中心に述べて、結果、現在日本で活躍する指揮者とオーケストラの総覧になっていた。帯にあるような、各指揮者のマジックの秘密は語られていないが、東京だけでなく日本各地で活動するオーケストラの創立由来はなかなか面白かった。札幌や福岡、仙台、金沢、広島あたりのオケは地元のホールへ行って聞いてみたいと思った。

  • anxiety

    タイトルで謳うほど小澤が中心でも小澤に思い入れが強いわけでもなく、日本の西洋音楽の黎明期から現在までの日本人指揮者と日本のオーケストラの歴史を概観した本。ウィットに富んだ文章は楽しいけど、後半はややエッセイ調でとっ散らかった印象。有名指揮者はかなり網羅されているのに、山田一雄と外山雄三に殆ど言及がなかったのがちょっと不思議。あと橋下市政の頃の文化芸術活動への補助金停止を批判しているけど、これについてはまったく同感。巻末のCD録音の案内は楽しい。

  • ブネ

    【MEMO】 指揮者は一切、楽器に触れない(演奏しない)不思議な音楽家だ。 (中略)自分では直接手を染めない、という点において、指揮者は映画監督、サッカーや野球の監督、もしかしたら最高経営責任者や投資家のみなさんにも近いのかも知れない。 (「まえがき」より) 明治時代以降の黎明期からヨーロッパに渡った先駆者たち、そして小澤征爾や新世代の指揮者まで。 それぞれの個性が炸裂する指揮者とオーケストラの歩みと魅力に迫った一冊。

  • Teo

    ざっと日本の指揮者達の歴史。近衛秀麿、ろくに実際を知らなかったが実は流石の指揮者だったんだ。流石近衛家の人間。ちゃんとした録音が欲しかったな。

  • マウンテンゴリラ

    今年、日本のクラシック音楽界、指揮者の代表的存在であった小澤征爾氏が亡くなったが、その経歴や功績について、そして氏と師弟関係にあった佐渡裕氏のことについて知りたくて読んでみようと思った(年末恒例の一万人の第九の合唱参加で、勝手に縁を感じてのことであるが)。本書は、さらに時代を遡り、日本のクラシック音楽黎明期からの、代表的指揮者を紹介するものでもある。本書に登場する指揮者たちついては、名前を聞いたことがあるという程度で、それぞれの音楽性や理念の違いなどについては、ほぼ知らなかったが、本書もあまり→(2)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items