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文系大学教育は仕事の役に立つのか 職業的レリバンスの検討

本田由紀

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779513107
ISBN 10 : 4779513103
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本書全体の問題関心は、「いわゆる文系の大学教育は本当に「役に立たない」のか」という問いを、思弁的にではなく調査結果に基づいて、さまざまな角度から検討することにある。そしてその際には、特に「文系」すなわち人文社会科学系に含まれるさまざまな学問分野―「**学」として一般的に受け入れられている個々の学術領域―の間の共通性と相違に注目する(第1章より)。

目次 : 01 人文社会科学系大学教育は「役に立たない」のか―本書の問題関心・研究動向・調査概要/ 02 分野間の教育内容・方法の相違とスキルへの影響/ 03 誰が大学での学びを仕事で活用しているのか―大学時代のラーニング・ブリッジング態度に着目して/ 04 誰が資格を取得するのか―大学在学中と卒業後の資格取得の規定要因/ 05 大学教育が現職で役立っていると感じるのは誰か―人文社会系の職業的レリバンスに関する潜在クラス分析/ 06 大学教育への否定的評価再考―パーソナルな「無駄」観とソーシャルな「不要」観に注目して/ 07 学生時代の学習経験を顧みる―聞き取り調査の結果から/ 08 奨学金利用と学生時代の学び/ 09 人文社会系大卒者の空間的ライフコースとその規定要因

【著者紹介】
本田由紀 : 東京大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ステビア

    ざっとめくっただけ。紀要レベル。

  • なお

    人文系専攻だった自分にとって学んだ内容そのものではなく「どのようなツールで学んだか」に重きを置いて就活してきた。同じ専攻出身でもあらゆる業種、職種に就いている。ただ、人文社会系の学問が縮小あるいは廃止になれば、日本の高等教育は終わりと言っていい。

  • Ex libris 毒餃子

    統計の数字の意味がよくわからなかった。もうちょっと、統計学の勉強をしておけば良かったなぁ。こういうことがあるからレリバンスありますね。

  • RED

    論文のまとめのような感じ。専門用語はよく分からなかったが、どの章も最初に結果がまとめてあるから言いたい事は分かった。日本社会ではその力を発揮しにくいが、役に立たないわけではない、という感じか。理系と文系での待遇の差も知りたい。

  • 芽衣

    軽い気持ちで読んだら学術報告書だった。学生・社会人相手にアンケート調査を集めて統計学的に分析する内容で、統計学の知識がないので内容の正誤はよく分からなかった。ただ、文系教育に是非は印象論に陥りがちなところ、統計データを元に冷静に分析するのは良いことだな、と感じた。

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