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20の古典で読み解く世界史

本村凌二

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569849201
ISBN 10 : 4569849202
Format
Books
Release Date
August/2021
Japan

Content Description

史上に名を刻む雄編から、知と教養を手に入れる。ローマ史研究の第一人者が、歴史学者の視点から精選!

目次 : イリアス/オデュッセイア―ホメロス/ 史記列伝―司馬遷/ 英雄伝―プルタルコス/ 三国志演義―羅貫中/ 神曲―ダンテ/ デカメロン―ボッカッチョ/ ドン・キホーテ―セルバンテス/ アラビアンナイト―作者不詳/ ハムレット―シェイクスピア/ ロビンソン・クルーソー―デフォー/ ファウスト―ゲーテ/ ゴリオ爺さん―バルザック/ 大いなる遺産―ディケンズ/ 戦争と平和―トルストイ/ カラマーゾフの兄弟―ドストエフスキー/ 夜明け前―島崎藤村/ 山猫―ランペドゥーサ/ 阿Q正伝―魯迅/ 武器よさらば―ヘミングウェイ/ ペスト―カミュ

【著者紹介】
本村凌二 : 東京大学名誉教授。博士(文学)。1947年、熊本県生まれ。1973年、一橋大学社会学部卒業。1980年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授などを経て、早稲田大学国際教養学部特任教授を2018年3月末に退職。専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ykmmr (^_^)

    一ファンである、本村先生の本。先生曰く、言わずもがなでもあるが、『歴史』を知るためには、色々な本を読むのは勿論だが、その時代の『基盤』となる本たち、各時代の「名作」と言われる本たちをまずは読むべき。との事。この本では、本村先生が選りすぐった20作品名作たちを、イリアスやオデュッセイア・史記から、現代文学関係なく、リスペクトしている。『史記』などの読むのが難読な本も紹介されているが、このご時世ならではの『ペスト』などの誰にでも読める本も紹介。

  • 1.3manen

    新刊棚。古典は世界文学史上名高い古典作品(004頁)。話し言葉で書かれている。大昔の人間には神々の声(神々のささやき)が聞こえていた(052頁)。『イリアス』はそれらが聞こえた時代、『オデュッセイア』は失われ始めた時代の象徴作品(055頁)。木村先生はこれらの音読を薦めている(057頁)。機会があればそうしたい。『史記』は亡き佐藤英美先生も推薦されていた。鶏口牛後は、大集団や組織末端より、小集団でもそこの長になったほうがいい(074頁)。

  • ゴリオ爺さんを熱くレビューするツイートを先日Xで見かけたので、読んでみようとは思ってるんですよ。デカメロンは自由に生きすぎると人生失敗しますよというボッカッチョからのルネサンスの人々への警告であってエロ本ではないそうである。そうなのか。日本からは藤村の「夜明け前」…なんかちょっとあらすじにばけばけ思い出したけど、松野家のみなさんのが得たいが知れないというか、人には求めるけど自分たちはいい加減だから、半蔵みたいなことにはならんだろなという謎の安堵感はあった。こういう古典もそろそろ読むなら読まないとなあ…。

  • ta_chanko

    時代を越えた人間性の本質を知るためには、古典文学から学ぶことが一番。時代の風雪に耐え、今なお読み継がれる古典には、珠玉の価値がある。小説はあまり読む習慣がないが、人生の課題として少しずつチャレンジしていきたい。既読本は三国志演技(漫画)・ドンキホーテ・ロビンソンクルーソー・カラマーゾフの兄弟・武器よさらば。5/20

  • こつ

    古典作品の紹介だけでなく、描かれた時代背景まで併せて解説がついているので理解が深くなります。未読のもの、また既読のも改めて読み直してみたくなります。やっぱりアラビアンナイトは憧れです。

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