Books

Dele 2 角川文庫

本多孝好

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041068069
ISBN 10 : 4041068061
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan

Content Description

『dele.LIFE』は依頼人が死んだときに動き出す。託された秘密のデータを削除するのが、この会社の仕事だ。所長の圭司の指示を受け依頼人の死亡確認をする祐太郎は、この世と繋がる一筋の縁を切るような仕事に、いまだ割り切れないものを感じていた。ある日祐太郎の妹・鈴が通っていた大学病院の元教授から依頼が舞い込む。新薬の治験中に死んだ鈴。その真相に2人は近づくが…記憶と記録をめぐるミステリ、待望の第2弾。

【著者紹介】
本多孝好 : 1971年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。94年「眠りの海」で小説推理新人賞を受賞。99年同作を収録した『MISSING』で単行本デビュー。「このミステリーがすごい!2000年版」でトップ10入りするなど高い評価を得て一躍脚光を浴びる。以後、恋愛、青春小説などジャンルを超えた新しいエンターテインメント作品を発表、常に読者の圧倒的な支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • bookkeeper

    ★★★★★ 初読。孤独な作曲家、お洒落なOL、そして元医大の教授。"dele"は主役の座がぽっかりと空っぽになっている、特異な構造をしている。圭司と祐太郎が依頼に基きデータを消去しようとする過程で、彼らの本当の姿が浮かんでくるのだ。依頼の概要からは予測できなかった意外な姿が、何とも言えない余韻を残してくれる。祐太郎の妹の死の真相が明らかになる第3話も良いけど、都会の片隅で寄り添う虚構の2人を描く、第2話も最高です。 「これがうまくいったら、お前は…お前は、妹さんを忘れていく自分を許せるようになるのか?」

  • ノンケ女医長

    前作のdeleは、あまりにも素晴らしかった。その余韻に浸りたかったし、あの名作の続編があるならと期待して読み耽った。正直なところ、物足りない。まず短編集になっていて、展開が早い。せっかくの本多世界を、ゆっくりと味わいたかった。前作は、この世を去った方の視点が中心だった。その人を思う気持ちと、その方がこの世に残した不安を軽減する計らいが丁寧に描かれていた。今作はどちらかというと生き続ける人たちが、今後どう動くべきかを問うている。筆致もメッセージも異なる文章にできる作家さんは、やっぱりすごい。私は前作が好き。

  • 修一朗

    dele2では真柴祐太郎の持つ喪失感がよく表現されてます。兄と弟の物語「アンチェインド・メロディ」,ヴァーチャルな幸せを望んだ「ファントムガールズ」,どっちも良かった。「チェイシングシャドウズ」で妹さんの死因を含む過去が明らかになるんだけれども治験の描き様がリアリティ不足で共感できなかったのでそこはもっと正確に描いてほしかった。タマさんをもっと見ていたいのでこれで終わりなんて残念だ。金城一紀脚本のドラマ第6話は凄いぞ!ドラマは全部見るよ。

  • ren5000

    割とすぐに出た印象で前作を忘れてなくてスムーズにお話に入っていけました。最後の章でまさかの展開&結末で終わり方としては不満だなぁ。と言いながら評判がいいとみて続編あるんじゃないの??

  • ぱるぷ

    ★★★☆ 短編3作。ファントム・ガールズがすき。前作での伏線……こうやって繋がっていくのか、とだんだん切なく……希望がある終わり方でよかった‼︎ ドラマもすごくいい‼︎

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

HMV&BOOKS online Recommend